続

這って､外に辿り着くと辺りは､瓦礫の山となっていた｡まだ夜明け前とあって､ぼんやりとしか見渡せないが､まるで映画に出て来るﾜﾝｼｰﾝ
世紀末の様に感じた｡
余りにもﾘｱﾙだったな!

彼女が気になったので､回りのがれきとかっした｡家などを飛び超えて､公衆電話を探した｡ようやく使えるのを見つけ電話したが､不通だった｡他のｽﾀｯﾌにも連絡し無事だったことを確認したら彼女の家へ駆け出した｡途中連絡付かなかった奴の家に寄ると3階建ての家が見事にﾍﾟｯｼｬﾝｺになっていた｡
慌てて､近くの住人に聞いたが､呆然と立ちすくみ反応がなかった｡
仕方がないので､崩れたおちた家の隙間を這って中に入って行き､ｵ～ｲと叫びながら中へと入って行くと微かな声が聞こえる!
その方向へ向かって行方と奴がいた｡
どうやら､物に挟まって動けない様だ!
それをどうにかどけると動けた､体は大丈夫か､尋ねると奇跡的に打ち身だけだった｡外に誘導しようやく出られた｡
もう一度､体が大丈夫か確認し事情を説明した後彼女のもとへ､向った｡


彼女とは､この年の3月に結婚する予定だった｡また昨年の暮れに妊娠3ｶ月と判り､二人して大喜びし､将来を語ったのを今でも………………………………………………