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サンデーサイレンスの悲劇

2008年01月06日 14:39

サンデーサイレンスの産駒の大活躍、そしてそのいずれも後継種牡馬として成功することによって急激にその血脈は拡大された。素晴らしい遺伝子を伝えて名馬が量産されるのはいいことだが、ほとんどの馬がサンデーサイレンスの血をもつことになってしまい、20世紀初頭にイギリスで起きたセントサイモンの悲劇の再来になりつつある。スペシャルウィークダンスインザダーク種牡馬成績が伸びないのがその前兆のひとつのようだ。さらに種牡馬入りしたディープインパクトは産駒が来年デビューするが実際どのていど子孫に伝えられるかは微妙なところだと思う。
サンデーサイレンスの最高傑作として重要ではあるが、現在の日本のサラブレット生産に関しては高く売れる今、彼を輸出して変わりに違う血統の名馬を導入するべきだろう。今のところ極端な近親交配による弊害にまではいってないが、少しづつ衰えてきつつあり、サンデー系の種牡馬の交配相手の牝馬がほとんどなくなってしまい、異系血統の種牡馬がいい配合相手に恵まれている。

アメリカでも10年に一度出るかでないかという名馬普通なら日本に来ることはなかったはずだが、同時代にイージーゴーアという美しい栗毛の人気者がいたために黒い馬サンデーは敵役となり実力では圧倒していながら、簡単に売られてしまったのだ。現役を引退してすぐにこれほどの名馬が日本で種牡馬になるのは初めてで名実ともに世界一種牡馬が日本に君臨することとなった。初産駒が3歳になった年にわずか2世代の産駒のみでリーディングサイアーを奪取し2002年に死んでしまったが昨年まで13年連続リーディングを続けた偉大なる名馬である。

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