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後継種牡馬と血の飽和

2008年01月05日 13:38

2007年もサンデーサイレンスが首位を守ったが最終クロップは4歳で今までのような圧倒的な強さではなく僅差で逃げ切った印象だった。今年はその世代が5歳、大将格のダイワメジャーが引退してマツリダゴッホスズカフェニックスフサイチパンドラ以下でどれほど稼げるか?
今のところはアグネスタキオンダンスインザダークブライアンズタイムフジキセキの実力が拮抗してこの中からリーディングサイアーが出る可能性が高いと思われる。だが13年の長きにわたって圧倒的な強さを続け何頭もの後継種牡馬がでているということはほとんどの馬がサンデーサイレンスの血を持っていることになる、サンデーサイレンス彗星のように現れた時代とは違い今は飽和状態にある。突然変異のように違う血統の馬が活躍することがあるのはこのためだ。サンデーの血脈は優秀だがサンデー牝馬を母にもつ他の馬が台頭してくるのは否めない、エルコンドルパサーなどがいい例だ。

あまりにも強いがための血の飽和といえるが、日本では初めての現象だと言える。エンドスィープに期待していたが早世してしまったのでアグネスデジタルあたりに期待したい。
サンデーに変わる違う血統の大物を導入して欲しい。

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