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インベージョン ニコール・キッドマンのファンの方のみ見て

2007年11月06日 11:51

インベージョン ニコール・キッドマンのファンの方のみ見て

さて、新宿ミラノ3で見てきました。この映画館上野の駅前に会った映画館今はもうないです)と同じで、小さなスクリーン、貧弱な音響、固くて粗末な椅子、高い自動販売機というぐあいに、一時代前の映画館を彷彿とさせます。実録「3丁目の夕日」とでも言えばいいでしょうか。トイレには行かなかったけど、アンモニア臭がしてたら、昭和30−40年代映画館そのものです。
 で、場末映画館にふさわしく、数人しか観客はいません。ニコール・キッドマンの映画は、このところ本当に観客動員数では貧弱な結果が続いています。でも、僕は好きなんだなあ。
 このインベージョンアメリカSF作家ジャック・フィニイの名作「盗まれた街」の映画化です。しかも、映画化はこれで4回目なのです。
 主人公はニコール・キッドマン演じる精神分析キャロル・ベネル彼女には分かれた元夫との間の男の子オリバーとの2人暮らしを楽しむ生活があります。ボーイフレンドの医師ベンもいて、それなりに幸せな毎日。ところが、4年ぶりに(唐突に)元夫のタッカー(疾病対策センターお偉いさん)が息子に会いたいと連絡をいれてきます。一方、キャロル患者じゃ「夫が夫でなくなった」と訴えるのです。さらに、交通事故目撃して警察官に言っても「目撃者は要らない」といわれたり、どこか変な人がまわりに増えていきます。
 夜には急に国税局の男が押し入ろうとしてきたり・・・、元夫のところに息子を迎えに行くと、気味の悪い男女がいて・・・。
 どうやら、元夫も・・・。
 ここからキャロル息子の奪回劇がはじまります。そして宇宙からのウイルス感染したキャロルは、自らが自らでなくならにようにするために「眠らない」で戦わなくてはならないのです。

 ニコール・キッドマンスタントシーンをやっているときに事故を起こして肋骨を2本骨折したその場面も使われています。なかなかのカー・アクションです。
 しかも車が僕の好きなジャガーなんで、さらにうれしい映画です。
 こういったB級映画にもきちんと出るニコール・キッドマンって、やはり好きですね。

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