- 名前
- カオル
- 性別
- ♀
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 流れに抗わぬまま ただ惰性に溺れ 人生に揺蕩う 眠れぬ宵に 現の伽を想い 閨所に独り...
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電距離恋愛
2007年10月27日 21:50
たとえここでどんなに親しくなったとしても。その距離は、はてしなく遠い。
実は相手がお隣さんであったとしても。本当は相手がとても身近な知り合いだったとしても。ここを離れたリアルな接点を教え合わない限り、顔を突き合わせてその人生が交わることはない。
それがどれほど寂しいことかに気付いたのは、この世界に足を踏み入れて随分経ってからだった。
毎日何の約束もなくとも、当然のように会っていた間柄。その相手が、連絡のないままに長い間いないという不安は、今までに経験したことがない。
共通の友人でもいれば、人づてに話を耳にすることもあるだろう。共通の友人などいなくとも、どこかで噂話を聞くこともあるかもしれない。
しかし、自分と相手というただ互いだけの繋がりであったら？
一本の線が切れてしまえば、それで全てが断たれてしまう。ここでしか連絡が取れないのに、連絡を取りたいという手紙がここでしか届けられないという葛藤。
たまたま忙しくて最近来ないのか、体の調子が悪くて来れないのか、設備の不具合があって来れないのか。
何も聞けないまま。
何もわからぬまま。
そのままなのでは。
そんな不安がある。
極端な話、どちらか一方が不幸な事故に遭ってしまったりしていても。「最近来ないな」なんて思いながら、二度と来ない待ち人に思いを馳せ、あるいは次第に記憶を薄れさせて、そういえばそんな人もいたかな、と。
何も。何もわからないままで終わってしまうのだ。そんなのって、哀しすぎる。
まぁ、それが嫌なら、連絡先を教えあい、言葉を交わし、会ってみればいいだけなんだけど。
いつかはそうするときもくるかもしれない。だけど、ここでしか在り得ない関係、その悩みや不安や喜びをもう少し楽しんでいたいというのは、ただの我が儘かな？
互いの現実を繋げたら、馴れ初めは変わってるかもしれないけど、結局普通の付き合いに落ち着くんだろう。それはもちろん悪いことじゃない。
でも、他の誰とも違う距離。他の誰とも違う関係。たとえ踏み込んだ親密さには欠けるとしても、それはそのままで、きっと特別な関係だと思う。それをそのままに、大切にしたいような気もする。
ここでどんなに親しくなったとしても。それは遠距離恋愛よりも遠くて、なのにどこにいても言葉が届いてしまう、何よりも近いような錯覚。
経歴も職業もあまり関係なく、言葉だけで交われる、不思議な距離。
きっとそれは、今までの日本語では表現しきれない、心だけで付き合える新しい人間関係の形。
このデジログへのコメント
俺ここに来て４７日かな でも君の言っていることに同感です まさにその通り
ログ見てくれてありがとう
そうですよね～
リアルの世界で何度か経験しました
その度に耐性がついたよう
それがいいのか…寂
考えたことなかったかも… リアルででも去る者追わず、みたいな
あ！だから彼女できないのか^^;
ずっと傍にいても
縮まる事の無い距離
だから
繋がってると感じる
だから
大好きかも＾＾
ここの世界は言葉のマジックに皆が一喜一憂してるんだ、全ての言葉がバーチャル。ただ、人の心は覗ける
お久しぶりですね＾＾確かに、いままでに経験のない距離を感じます。
お久しぶり^^
確かに自分も最近はﾛｸﾞ書いてないな^^;
元気に頑張ってますか?
海を越えた遠距離恋愛(メール交換）してみませんか？メールだけでは愛は生まれないと思います。
見てくれてありがとう
君みたいに上手く書き表せないけど
毎日 取り留めの無いこと
書いていきます
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