memories of my familly

少し前まで猫を飼っていた

とても人懐っこく、かといって媚びるわけでもなく、とにかく人を怖がらない猫だった

１８年も生きているときっと人の言葉がわかったんじゃないかと思う
でも、僕らは猫の言葉を最後までわかってあげられなかった


そんな猫が９月のはじめに交通事故に遭い、あっけなく死んでしまった

今年の梅雨時には一時的にえさを食べることも動くこともできないほど衰弱していたのが、何とか持ち直して元気に外に出かけられるようになった途端のことだった

あのまま元気にならずに、家でじっとしていたら事故には遭わなかったに違いない
元気になって喜んだのはつかの間で、より大きな悲しみが襲ってきた
それでも、最後を見とれたのは幸いだったのかもしれない


世の中何が幸いなのか何が災いなのかはわからない

でも、あざなえる縄のように禍福は繰り返し僕らの上に降りてくる


明日が良い日でありますように！(^○^)