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あおいさんの06月のウラログ一覧

  • かっぱにもらった宝物

    かっぱにもらった宝物

    2016年06月16日 07:19

    偽の手紙で人喰い河童から思わぬ福を授かる 昔、ある男が町へ買い出しへ行くため茨城は結城の釈迦沼の近くを通りかかった時の事。沼のほとりの茂みの中から小さな子供が現れ、男に八千代村の飯沼にいる者へ手... 続きを読む

  • 狼ばしご

    狼ばしご

    2016年06月12日 06:25

    茨城県のとある山の中、二人の若いお坊さんが道に迷い難儀していた。すでに日はとっぷり暮れていて、月明かりもなく、時折遠くから狼の遠吠えも聞こえる。 そんな中、谷をずっと下った所に明かりがある。二人... 続きを読む

  • からすの長さん

    からすの長さん

    2016年06月10日 07:47

    嫌な物は嫌だと言わないと後で大変になるという話 昔、肌の色が黒いため皆から「からすの長さん」と呼ばれている男がいた。長さん自身はこのあだ名を気にしていたが、それを知られたくない一心でわざと鴉の鳴... 続きを読む

  • 貧乏神と小判

    貧乏神と小判

    2016年06月09日 07:19

    昔、ある所に貧乏な百姓夫婦がおりました。 ある寒い冬の日、突然、屋根を突き破って男が落ちてきました。自分は貧乏神だ、住みにくいから出て行く、といいます。 しかし夫婦は「外は寒いからせめて明日の朝... 続きを読む

  • マンジロク

    マンジロク

    2016年06月07日 08:14

    むかし、茨城県の八瓶山(やつがめやま)のふもとに小さな村があった。この村では地震が多く、村人たちは困っていた。 ところで、この村の村はずれにマンジロクという山のような大男がいた。マンジロクは仕事... 続きを読む

  • みそ豆ばなし

    みそ豆ばなし

    2016年06月06日 07:01

    味噌豆を二度食べさせて余分に儲ける話 昔々、二人の武者修業の若い侍がある山の麓まで辿り着いた時、麓の茶屋の娘に打ち水をかけられてしまう。この仕打ちに二人は腹を立てるも、その娘のあまりの美しさに二... 続きを読む

  • こしん坊

    こしん坊

    2016年06月05日 08:33

    昔、今の茨城県笠間市上加賀田の大日山のふもとに、こしん坊と呼ばれる男の子と母親が仲良く暮らしていた。こしん坊は大変親孝行な息子だった。 ある日、母親が「尾張の国の津島の天王様のお祭りを、一度見て... 続きを読む

  • 深んぼのすげがさ

    深んぼのすげがさ

    2016年06月04日 07:19

    ある村に、他所から若い嫁さんがやって来た。 若い嫁は、まだ野良仕事に不慣れなため、いつも姑に小言を言われていた。それでも嫁さんは一生懸命に働いた。 やがて田植えの季節となった。この時期は何時にも... 続きを読む

  • 姑と鏡と悪者揃い

    姑と鏡と悪者揃い

    2016年06月03日 06:42

    昔ある所に、とっても仲の悪い嫁と姑(しゅうとめ)が住んでいました。 姑は、嫁のやることなすこと全てが気に入りませんでした。今日も、嫁の朝起きの事やお茶の事でイライラした姑は、長者さん相手に愚痴を... 続きを読む

  • 干し柿と塩びき

    干し柿と塩びき

    2016年06月02日 06:47

    悪い事をすると報いが来るという話 むかし、茨城県高萩の山深いある村に五郎兵衛(ごろべえ)という男が住んでいました。この五郎兵衛、他人(ひと)に悪さをしては相手の困った顔を見て愉快がる男でした。 ... 続きを読む

  • 角のある子馬

    角のある子馬

    2016年06月01日 08:03

    昔、日立の国に野々平(のんのんだいら)という小さな山間の村があり、村はずれの丘の上に伊平衛(いへい)という男が一頭の雌馬を飼っていた。 この雌馬、ある日子馬を産んだのだが、なんとその子馬の頭には... 続きを読む

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