バックオーライ事件

最初に言っときます。エロネタじゃないです。これはアタシのオヤジの伝説とも言うべき事件です。

アタシの実家はとっても小さな、清掃関係の仕事をする会社をしてます。で、何年か前、アタシ達が結婚する前の話。仙台にある某大学の食堂の掃除をすることになりました。ちょっと大きめの現場ということで、うちのダンナも借り出されました。

そこへ、ダンナは車で現れました。車をおけるスペースなどそんなにない所。食堂の裏の狭いところに車をいれることになり、アタシのオヤジが車の後ろを見てました。で、オーライオーライ言ってたんです。しばらくして、ゴツッって音がしました。アタシは一部始終を見てましたが、ぶつかった時もオヤジはオーライって言ってました･･

で、車を降りてぶつかったところを見ているダンナにむかって、うちのオヤジは、「人がオーライって言ってても、自分でちゃんと見なきゃダメなんだよ。」って逆ギレしてました･･さすがはアタシのオヤジ。どこまでも自己中心的です。

ダンナに後から話を聞いたところ、ダンナはぶつかると思ってたそうです。でも、彼女のオヤジがオーライって言ってるのに、止まる勇気はなかったそうです。で、うちのオヤジのせいでぶつかったのに、ちょっとした説教をくらったことに怒ってました。まぁ当然ですね。

今日実家に立ち寄った時に、オヤジが後ろからオーライって言ってたのを聞いて、この事件を思い出したので書いてみました。
たまにアタシもダンナの車の後ろを見ることがありますが、二人でこの事件を思い出して笑っちゃいます。人は信用するなってことです。