- 名前
- doomy
- 性別
- ♂
- 年齢
- 68歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- こことあそこの出会いを求めています。 やすべーは昔、ジゴロだったらしい!俺のじっちゃ...
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2つの物語ウラ
2007年09月07日 08:03
** すみません。裏に直接来た人!
** 表から入ってください!!
** 表からの物語なんで
**
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何曲が聴き終わった時点で、doomy(私)はおしっこがしたくなった。
そういえば今日は午後から急な仕事でばたばたしていた。
夕方からトイレに行くことも忘れていたことに、いま気がついた。
しかし、こういった小さなジャズクラブでは演奏中の移動はご法度である。
アドリブが多いため歌手や演奏者の気分によって曲想が変わってしまうのだ。
それはお客の動きにも反応するぐらいシビアな感性である。
だれかが決めたということではなく、これは暗黙のルールでよっぽどでない限り、席を離れることは許されない。
ましてや、カウンター席の一番前ならなおさらだ。
曲の切れ目か、演奏のワンステージが終わるまで待つしかなかった。
まだ、我慢できる程度であったので。
ステージ上の女性ヴォーカリスト、名前なんていったかな。
なぜか、ふとそんなことばを思い浮かべてしまった
ミキ・・・ん、いや違う、ミユキだったな。
「このステージ、最後の曲を歌います」と言いながら、彼女はピアノの奏者に目線を送った。
そして、前奏が始まった。
最初はピアノソロのようだ。
その間、ミユキは舞台からリズムをとりながら、左端から順に聴衆に微笑みを投げかけた。
聞いていただいてありがとう・・・無言でそのようにいっているのがよくわかる。
そしてちょうどソロピアノのパートが終わったときミユキとdoomyの目が合った。
そのままミユキは歌を歌い始めたが、目線はdoomyに合わせたままだった。
周りの聴衆は曲の気持ちを訴えるための、パフォーマンスと思っただろう。
しかし見つめられた本人は、みんなとは違う感覚を持ってしまうものだ。
「自分だけにメッセージを送ってきてる。」と。
あとで、わかるのだが、実際に彼女はそのつもりであった。
その意識でミユキをよく見ると二十代後半と思われる彼女の顔は赤く上気し、
曲がさびに近づくにつれ目に憂いをため、歌詞に感情が入っていくのがよく分かった。
そーか、そうだよな。いま逢ったばかりだし、ましてや歌手と客の関係、全くの他人なんだ。
そう思い直して、彼女の曲に聞き入った。
やがて曲を完全に歌い終わってそのステージは拍手喝采でおわった。
さー終わった。それじゃということでS男に、「ちょっとトイレにいってくるワ」と伝えゆっくりと席をたった。
周りを見渡したが、ほかの聴衆は誰も席を立つ気配がなかった。
それを見計らって狭い席の間を抜けるように、後方にある奥まった通路を目指して、
いそぐでもなくゆっくり立ち上がり歩いた。
お手洗いと書かれた矢印見つけ、壁伝いに右に折れ、なおもトップライトのみで照明された狭い通路を進んだ。
その時、後ろから小走りで走ってくる誰かの気配を感じたのだが。
あまりにもとっさの出来事と、狭い通路だったので、無意識に体を壁側にしてその影をやり過ごそうとした。
その時、「あっ」 と、思わず短く声をあげてしまった。
追い越し際のその影から、急に手が伸びdoomyの手をつかみ、引っ張ったからだ。
予想外のことで、考える間もなく抵抗の糸口すらつかめないまま手洗いのドアの前まで来てしまった。
ドアの前に立ちどまったその影が、急にこちらに向き直ったとたんdoomyの首に両手を回し唇を塞いだ。
次々に起こる予想外の出来事に、ただただ驚くばかりで冷静に何が起こっているのか。
まったく考える余裕がなく、いまは相手の唇の感触だけが頭の中でうごめいていた。
数十秒だったのか数分だったのか、やっと我に返ったそのとき、この影が誰であるのかわかった。
すれ違いざまの影の人物の衣装がドレスであったこと、見覚えのある容姿で彼女が歌手であることが
フラッシュバックのように蘇ってきたからだ。
男という動物は、相手がだれであっても知り合いであるということだけで、どのような状況も受け入れてしまう。
拒否するどころか、そのままミユキの腰に手を回し、自分の方に引き寄せていた。
そうして、お互いの唇を、来る雄々しくも求めあってしまったのだ。
誰かに見られる、ここではまずい、そんな常識的な考えは全くあたまの中にはなかった。
dommyは唇を合わせたまま、手洗いのドアを開けて中にゆっくりと、ミユキを押しこんでいった
中にはいったミユキのすぐ後ろには、洋式の便座があり、それに足が引っ掛かったかのように
ぺたんと便座に腰を落とした。
ミユキは座ったまま、doomyは立って腰をかがめそのまま、お互いの舌を絡めてその感触を確かめていた。
もちろんドアはdoomyが後ろに手で少し閉め、その上で足で抑えるよう完全に締め切った。
ドアの鍵はかけてはないが、トイレの内側にひくタイプなため、体で抑えてしまえば外からは開かない。
ミユキはdoomyの首にかけていた手をはずし、顔を少しうつむけた。
そして、その手をdoomyのスラックスに回されたベルトの前に持ってきた。
彼が愛用しているベルトはバックルを穴に引っ掛けるだけのタイプだ。
いとも簡単にベルトは緩み、すかさずチャックに手をかけたミユキは一気に下げた。
その上で、スラックスとボクサーパンツに両手をかけて同じように引き下げようとした。
が、doomyの男性自身はそれを許さないとばかりにいきり立ち、ボクサーパンツの腰ゴムで
とまってしまったのだ。
ミユキは驚くこともなく前のゴムに手をかけ、ゆっくりと手前に引きながら、そのものを引き出した。
顔を少し引きながら、そしてためらいもなく男性自身の下から、doomyを見上げるようにまなざしを送ってきた。
doomyは意を解したのか、背中をドアにもたれかけを前方に足伸ばし、
お尻をミユキのひざに乗せるような体制になり、彼女の顔を見つめた。
そのときの二人の状態は、まるで小文字の’y’の字のようだった。
そして無言のままミユキは彼の物に手をかけ唇を裏筋にかけて舌を這わ始めた。
このdoomyの視線からは、ドレスの胸元から先の奥に隠された乳房が見える。
それ以上にその先の、勃って硬くなった乳首まで見わたせる。
doomyは、真っ赤なルージュが唾液でいやらしく流れて、ゆっくりうごめくその唇をじっとみつめていた。
そしておもむろに、ミユキはとうとう男性自身を根元まで飲み込んでしまった。
そして、口いっぱいにほうばりながら、舌にあたる亀頭の形や、カリのふちの感触を
楽しんでいるかのように口に含んだまま離そうとはしなかった。
快楽の波がどんどん押し寄せてきていた。もう引き返せない。
快感が男性自身から腰を伝わり、足の先から、頭の先まで伝わってくる。
この体制ではもう腰に力が入らない、そう思った瞬間、快感ではなく衝撃が
先ほどの快感が伝わったと同じ順に、体の中をつけ抜けていった。
うおおおぉぉぉぉぉ~~~
本人の意思に関係なく自然と腰が・・・・・動いていた。
ミユキの口には、doomyが上下するたびに、小刻みに彼の精液が満たされていった。
そして彼の動きが止まったとき、憂いのある目をdoomy向けた。
あふれんばかりに口に含まれたそれをミユキはためらいもなく一気に飲み干した。
唖然とした顔をしているdoomyに笑みを浮かべながら一言。
「ありがとう、あなたのがほしかった、のどにはこれが一番いいのよ」
そして、化粧直しがあるから出て行ってといいつつ彼の体を押し出していた。
逆らうこともできずそのまま少し呆然としていたが、
何かをするでもないので気を取り直してそこを立ち去った。
席に戻ったdoomyにS男は「遅かったな、大丈夫か」
グラスに残ったウィスキーを飲み干し 「大丈夫だけど、さき帰るワ!」と一言。
S男は、もう少し聞いて帰るとのことだったのでdoomyは一人支払いを済ませ喧噪の夜に消えていった。
その後のステージもミユキは拍手喝采を浴びてその日の予定曲はすべて歌い終わったとのことだった。
それ以降、そのジャズクラブには長いこと訪れていない。
長編、お付き合いありがとう
まったくのフィクションです・・・
**** コメ ありがと ****
【結妃乃 さん】
メールありがとう
こちらこそ感激しました。
また、覗いてくださいネ♪
【asaさん】
最後まで読んで頂いて感謝です。
長い文章って結構敬遠されるみたい。。
どうしようかなと思ったけどアップしてよかったです♪
【明菜さん】
出会いと別れを重ねて人って大きくなる
きっと死ぬまで想い続けるでしょうね・・貴女も
でも、過去は過去、今を生きないとね。。。
だからこういうオアシスもいいんじゃない♪
このウラログへのコメント
すごい!まるで短編の官能小説を読んでいるようでした!
読みやすく、引きつけられるログでした!!
一気に読んじゃいました。光景が目に浮かんじゃう^_^;
(34年もですか。私もそうなるんだなぁ。)
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