萬里春②

清英の本日の書作品は
萬里春
参加している書道グループのテーマです。

「 萬里春」＝ばんりのはる
はるか遠くまであらゆるところが春めいている。（春の訪れと天下泰平のよろこび）

先程
検索してみたら漢詩に
萬里春の言葉が入っている五言絶句あり
登樓萬里春
楼ろうに登のぼれば　万ばん里り春はるなり
万里春 … 万里のかなたまで春景色である。

作者 盧僎 … 初唐の詩人。
去國三巴遠　登楼萬里春　傷心江上客　不是故郷人」
読み方は「国を去って三巴遠く楼に登れば万里春なり　傷心江上の客　是れ故郷の人
ならず」です。その意味は「住み慣れた都を去って遠くの三巴の地にすらうわが身。南楼に
登れば万里のかなたまで春景色が続く。川辺をゆきかう旅人にわが心は傷む。そこには一人
としてわたしの故郷の人はいないいのだ

参考サイト
WEB漢文大系
https://kanbun.info/syubu/toushisen232.html