- 名前
- タリー!
- 性別
- ♂
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 香川
- 自己紹介
- 山本社交倶楽部を聞くのが、好きです。 誰にも話せない秘密の関係。羨ましいなと思いなが...
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ミスコンテンストの彼女
2024年12月21日 09:56
研修医1年目の時、
どこかの部署の受付に、
Oさんという年上の女性がいた。
明るくて美人。
ミスコンにも、選ばれたことがあるとの事。
その部署の人だけでなく、
色々な科の先生から、
人気のある人で、
色々な科の飲み会に、
よく呼ばれていて、
狙っている先輩も多かった。
高嶺の花といった感じで、
飲み会であっても、
ほとんど話したことが無かったし、
普段の業務の
事務的なやり取りしか、
したことがなかった。
あるとき、
用事があって、
受付に書類を出しに行くと、
Oさんがいて、
また、
飲み会行こうよみたいな感じで、
誘ってくれて、
連絡するからと、
メアドを交換した。
どういう流れか、
2人でご飯に行く事になった。
地方の病院で、
僕は土地勘がなかったので、
Oさんの車でご飯を食べに行って、
夜ドライブをした。
色々話して、
夜景の見える丘の公園に。
そこで、
逆に告白された。
なんで、僕?といった感じだったので、
信じられないかんじだったが、
一所懸命、
走り回って仕事している姿が、
良かったらしい。
なかば、押し切られる感じで、
付き合う事になった。
職場で、バレると、
色々大変な事になりそうなので、
内緒で。。
年上の方だったので、
夜も、
僕よりも経験豊富で、
食事なども、
作ってくれたり。
情の深い彼女だった。
だだ、
気分の浮き沈みが、
激しいことがあって、
仕事が忙しくて、
会えなかったり、
連絡できなかったりすると、
拗ねてしまい、
機嫌をとるのがたいへんだった。
仕事に余裕のなかった
当時の僕には、
負担になってきていた。
そんな時に、
小旅行に出かけた。
帰りの車の中で、
大学時代の先輩の話をしていると、
機嫌を損ねて、
高速道路の途中で、
降りると言い出した。
他の女性の話をしていたわけでもないのに、
いきなり怒り出したので、
意味がわからなくて、
僕も限界と思い、
家まで送り届けて、
それ以降は、
連絡を断った。
何度か、謝る連絡がきたけれど、
返事はしなかった。
部署異動か何かで、
職場で会うこともなくなっていたので、
向こうも、連絡のしようがなかった。
数年が過ぎて、
職場で知り合った女性と
結婚する事になった。
結婚式に、
当時の上司をご招待していた。
結婚式の途中に、
上司がビールを持って寄ってきて、
耳元で、
「Oさんが、おめでとうって、お幸せにって言ってたで」と。
びっくりした。
Oさんも、
ご結婚されて幸せにしているとの事で、
なんか、少し心の澱が、すっきりした。
付き合うタイミングが、違うかったら、
違う結果だったかもと
思ったりする思い出でした。
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