病名は何よりのお薬

病名がつくと安心する人が多い
理由ができるからだ
自分ではない何かのせいにできるからだ

言い訳は無いよりあった方が
本人にとっては良いことだと思う

周りには迷惑この上ないことが多いけど
そのことは誰も語らない

病気とは
ある特定の状態を
何処かの誰かが
勝手に「病気」と名前をつけたに過ぎない


精神障害はDSM-5という基準で判断される
5は第5版という意味だ
5回改定されているということ

基準が5回変わっているということだ

基準を満たせば精神障害
満たさなければ
精神障害ではないということだ

何処かの誰かが線を変えていく
その度に
病気の人と
そうでない人に分けられていく

基準変更前は病気でも
変更後は病気ではないということもある

何とも
あやふやで
不安定なものだけど
有難がる人も多い

病名がつくと
安心するもんね

単に性格悪いやつでも
病名がつくと
途端に免罪符を貰えたかのようになる

何ともアホくさい世の中だと思います


精神病と名前のつく人の周囲の人
本当にお疲れ様です
報われる事が殆どないのに
毎日毎日本当にお疲れ様です

陽の当たらないところで
黙々とやってる人を
ちゃんと気づける人間でいたいと
切に願います


ではまた