ピンクの時代

またまた学生時代の思い出から。
成人映画を見てきた友人がすっかり感化されてしまい
「街でナンパすれば誰でもついてくる気がする」ですって。
やくざ映画を見た人は肩で風を切りながら
映画館から出てくるそうですが
これも似たようなものでしょう。

現在はネットでいくらでもエッチな画像・動画が氾濫しているし
ことさらにピンク映画を見なくても、とは思いますが。
むかしの映画で青春時代のノスタルジーを感じたい気もします。

成人映画というと「日活ロマンポルノ」が有名ですが
「ポルノ」という言葉を使ったのは東映が先だったそうです。
このころから、大手が作る成人映画を「ポルノ」、
弱小の独立系プロが作るものを「ピンク」と呼び分けたとか。

ま、見る方はそんなことはどうでも良くって
彼女のいない、ヤリたい盛りの青少年には十分すぎる刺激。
東映の池玲子さん、日活の片桐夕子さん=写真=には
とくにお世話になったものです。

池さんももう古希、片桐さんは昨年他界されたそうです。
そんなことを考えていたら
もう一度彼女たちの若い日の姿を見たくなってきました。