趣味は読書、アダ名など

「猿岩石」と言っても分からない人が多くなったと思うが、有吉弘行がこんなに売れるとは思っていなかった。
再ブレイクしたきっかけは色々あるのだろうが、一つには多くの人にかなり失礼な「アダ名」を付けていたのが面白かったのは印象に残っている。
昨日、仕事の途中の雑談で、僕が会社の人の誰をも、アダ名で呼ばないと指摘された。
これは本当のことで、何かの本か或いはテレビで見たのか、教養のある人は他人をさん付けで呼ぶというようなことを見聞きして、それを実践しているだけなのだ。
かつて学生だった頃、一般教養の英語の授業で、割と高齢な女性の教授が出席を取るのに、一人一人の名前をさん付けで呼んでいたのが、印象的だった。
高校までは、常に呼び捨てにされていたからである。
自分より年上の大人が、自分に対してさん付けで呼んでくれるのは、くすぐったいような違和感を覚えたものである。
親しい人も、そうでない人も等しく「アダ名」で呼ばないというのは、礼儀正しい反面、誰とも一定の距離を置いていると感じられるかもしれない。
実際、僕は無意識に一定の距離を置いているのだろう。
人間嫌いということだろうか。