ブラック要因

会社の素質だけじゃない
ブラック要因は社会的な要因が大きいわけで

自分の業界だけでいうと

「社員がコロナで確保できないからサービス提供なし」は、なかなか勇気がいる。

ましてや、施設だったらできないわけで。集めてくる在宅ならまだできるけど、そこにもう人がいる施設はできないわけで。

職員数が足りなくてがんばって乗りきった施設や職員に待っているのは、減算。

がんばったのに収支が減る。だから、記録上では人がいますよ、みたいに見せることができるなら、そういうテクニックも書面上はしたりすることもあるけど。

そういうコンプラ罠はたくさんあって、介護保険は紙面の文面は中にいないと、よくわからなくて、「いいんじゃない、それ」って思われるように書いてるけど、誰も得しないどころか、どこも損しかないけど、この泥舟事業を回さないと、高齢社会が回らないから、みたいなことになってる。

有事の際の核シェルターに入れる人選みたいなSF映画みたいなことって、身近にリアルに実際しれっと行われていて

北海道の知的障がい者施設でのカップルに対しての避妊手術の記事もあったけど、じゃあどうしろと。

綺麗事なんかじゃないことたくさんあって、誰かが現実的な責任感を持って解決策を話し合わないといけなくて。
そうなったら、避妊手術の話しがでてしまうのは、どうしようもない。
付き合うな、と、言わなかった、その選択肢を出さなかった施設側を尊敬する。

社会的にブラック仕様の軋轢を飲み込んでいる業界なんだなぁと、つくづく感じています。