趣味は読書、いまを生きる？

古い映画だが、ロビン・ウィリアムズ主演の「いまを生きる」は原題を直訳すれば、「死せる詩人の会」であり、やはり古い映画でリチャード・ギア主演の「愛と青春の旅立ち」は「士官と紳士」である。
邦題というのは、意訳というより、内容やイメージで付けられるようだ。
余談だが、「愛とナントカのナントカ」という邦題の作品は沢山ある。
今日は平日の休日で、僕は月に一度、薬を貰いに行っている病院へ歩いて行った。
少し暑いくらいの気候で、40分くらい歩いたが、歩きながら、ふと人間は結局「今」にしか生きられないのだと思った。
その時々の状況でしか、人は生きられず、またその時を生きるしかないのだ。
僕は今年還暦を迎えだが、精神的にはほぼ若い頃のまま。
何故なら、結婚もせず、子供も持たず、ほぼ子供の頃のまま一人暮らしてしまったから。
他者といる時に、生まれる葛藤、共感、軋轢など、精神的に経験する多くのことを未経験に来たので、ある意味「子供」のままなのだろう。
今は、この精神と肉体が出来るだけ衰えないようにと思うばかりである。
今を生きるために、体と心をメンテナンスしなければ。