オモテからの続き

「起きて　起きて」

知らないうちにヨギボーで寝てしまっていた私は
彼女に起こされた

「1番風呂入ってきて」

彼女からＴシャツと短パンを借りて、旦那さんが買ってきてくれた綿パンツを持ってお風呂へ



お風呂から戻ると
部屋にはすでにお布団が敷いてあって
横になった途端あまりの気持ち良さにまた寝てしまった



夜中、喉が乾いて起きた
枕元のお水を飲んでいたら
彼女を起こしてしまった

「ごめんね、起こしてしまって

それと、片付けとか、お風呂も先にいただいて、その上お布団まで本当にありがとう」

「旦那と娘達が全部やってくれたのよ

あなたがヨギボーで寝てる間
私はゲボーしててトイレから出られなかったの

そうそう、ヨギボーですごい顔して寝てたの見られたから」

「えーそれほんと？恥ずかしいわ」

「見てはいけないと思いながら
見ちゃったって
3人とも笑ってた」

あちゃー
まさにヨギボーの思う壺
ダメ人間の姿を晒してしまった

「でも、お布団で寝てる時は
綺麗な顔だったわよ
細くてスタイル変わらないし
肌も綺麗だし
同い年とは思えない
羨ましいわ」



いえいえ羨ましいのは私です
だって優しい旦那さまにお嬢さま方がいて
素敵なご家族


翌朝、5時に起き
若干二日酔いが残っていたけれど無事家に帰った


「お帰り、昨日は楽しんできた？
僕は一人寂しく風呂に入ったよ
ベッドもいつもより広々だったけど

今夜は一緒にお風呂へ入って軽く飲んで寝よう」


なーんて
こんなこと言って迎えてくれる
素敵な人が欲しい　笑



ちなみに綿パンツは
サイズぴったりでした