禁エロ小説

　本日は話題がこちら向きなのでウラで書く事にしました。禁エロ−−って云うか禁バイオレンズもの、禁激しい描写って事になるであろう。何の事かって？実はこれ「勝目　梓」の小説である。最近になって彼が禁エロ描写を宣言した。74にもなって自分の小説スタイルを変えるのは容易な事ではない。もともとエロと併用してサスペンスや推理小説を書いていた筈なんだけど一体どうなる事やら。

　彼の作品、読んだ人いますか？あれだけいろいろなタイトルがででりゃあログトモの女性でも１冊ぐらいは読んでいてもおかしくないと思うけど。俺はいつだったかな～「鬼の棲む場所」ってやつだっけ？ボクサ−とその奥さん、そしてそれに付随する人間模様を書いてたやつ。あれだけ読んだ気がする。炭坑労働者や新聞記者を経て作家っていう異色経歴の持ち主だがどうしてもエロ小説家っていう範疇に分類されてしまう。余りにもバイオレンス描写が激しいし、団鬼六なんかとの対談あたりも多かったから。

　でも推理小説なんか奥が深いんだから。事件ものでエロス部分が余りに激しいから敬遠されがちなんだけどね。そもそも直木賞候補に何度もあがってるし−−−

　今から禁バイオレンス、禁エロって宣言して、それ以降の小説はまだ読んでない。なんか絶対的な独自性ってのがなくなるのが心配だし、逆にそれなくして彼の感性がどこまで出されるか？ってとこも興味津々。今までの先品、ＴＶのサスペンスものやＶシネの脚本には何度もなってる筈だけど、女性にとっては今までの作品ってとっつきにくいかな？俺としては来年あたりの作品は読んでみたいけど−−−

　それより、もう74だよ。小説で人の他界なんてよく書いてるけど禁エロの小説完成前に自分が他界するなよ！！

　彼の作品、読んだ人いたらコメよろしく。話題的に本日ウラにて更新！