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嘘みたいな本当の話、その4

2019年03月08日 10:00

私は、日曜日に『えりな』のポケベルを鳴らした。11時に。 自宅の電話の前で、本を読みながら待っていた。お昼少し前、電話が鳴る。 私、 はい、○○です。えりなえりなです。もうご飯食べましたか? 私、まだだよ、一緒に食べにいくかい?えりなえりな、はい、じゃあ、団子屋さんの駅前、西口公衆電話前に1時ではどうかな?少し遅くなるの、着替えてからいくから… 私、いいよ、待ってるから、えりなえりな、はい、間に合うように行きます。 電話が切れる。 こうして、私とえりなの関係性が変化するきっかけとなる日曜日がはじまった。 私は、えりなとの電話中、えりなの『はい』と言う言葉に含まれた感情を考えていた。 上着の内ポケットに、縄を忍ばせて、家を出た。駅前に向かう為に。

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