突然の別れ

3年関係のあった彼女と別れた。
夜の仕事もしていたので、会うのはもっぱら夜中仕事が終わってから。
合鍵をわたしていたので、彼女の気がむいたときに、ひょっこりくる感じだった。

たくさんのお客さんに、いいよられて、その話を最初は、らくに聞けていた。太客さんからのLINEや、電話も許していた。

好きが大きくなるにつれ、男の話を聞くたびに無理をして、大丈夫なふりを続けていた。

たまにお店にいくと、そんな男たちと顔をあわせることになった。

だんだん、いらぬ心配がふえてきた。

あの人から、付き合ってほしいと言われた。お店の中では、付き合ってるといえばいいよと言ってあげた。

あのお客さん、格闘家で、奥さんと1ヶ月で別れて、裁判で訴えられてるんだって。子供がいるんだけど、本当に自分の子か、調べるために裁判するから、手伝ってあげるんだ。

とか、そんな話が増えていました。でも、適当に聞き流して、我慢していました。

ある日、うちにくるなり、その格闘家と電話で話し始めました。30分。その会話の内容は、以前に聞いた内容でしたが、楽しそうに話している彼女を見ているうちに、猛烈に嫉妬の感情が、込み上げてきて、合鍵をはずし、うちから追い出しました。



それが、最後。

あっけない別れでした。

たくさんの愛情をくれて、温もりをくれた人との別れでした。辛いなぁ。この歳でなかなか。

こんな話を吐き出せる場所が、ないので、ここに書き留めておきます。

離婚した時も、ここで、この言葉を言ったら別れてしまう。とアタマではわかっていても、どうしても感情を抑えることができなかった。

今回も、なにもなかったかのように、電話が終わるまで待って、笑っていれば別れずにすんだだろう。

そんなことが、できない未熟モノ。反省です。