何も産めない子　何も埋めない子　何も生めない子

生産性って言葉をご存知かしら

今の世界の中でとても必要なものの
一つだと想うのだけど

消費と生産があるのが世の理で

その中でバランスをとって生きているのが世界って
ウチは想ってるのだけど

それはウチの中の解釈で

世界はまた違うって　そんなのは言われる前から
当然のはずなんだけど

産み出したからって　そこで達成しちゃいけないよね

世に埋もれていくからって　わすれちゃいけないよね

生かせないからって　そこで諦めてちゃいけないよね

道理ってものは　過去の人間が気付き上げたルールだから

今からの自分たちの世界で　そんなものを守らなきゃいけないって

決めつけてちゃいけない　なんだってできるんだから

金が無いからできない　時間が無いからできない　人手が無いからできない
できない　できない　出来ない　出来ない　出来ない

いつからそんなに偉くなったのさ　自分の知らない場所にはまだ人が居るんだから

自分の見える世界の飢えに　負けてたら　そこで終わりだよ

道理なんて　結果しか残ってない過去の足跡なんだから

外れたっていいよ　外道だとうがなんだろうが

自分の知る世界が　明るい世界なら

それに賛同する人が居ていいじゃないか


その時初めて何かを産めるんだよ

女の人は子供を産めるから　すごいけど
男の人だって　何かを産めるなら　すごいんじゃないの

世界を守って　家を守って　自分を守って　人を守って

そして初めて　埋もれて　死ね