初体験3

上手くHできなかった私達は、とりあえず指を入れるところ
から始めました。１本から２本…そして３本の指が入るように
なった頃、私達はやっと結ばれたのです。
「ああ、彼とひとつになれたのね！」なんて感激は全然なく、
「やっと、できた…」って思うのがせいいっぱいでした。

「これで彼も少しは優しくなるかな？」なんて期待した
私でしたが、そこはやりたい盛りの高校生。
あとは図に乗る一方でした。
避妊はしない、家でも外でもどこでも要求してくるのです。
アオカンをされたときはマジで泣きたくなりました。

ちょっとでも拒否すれば、露骨に冷たい態度をとってきました。
私はこの無言の抵抗が暴力を振るわれるより怖く、気がつくと
自分が悪くなくても謝る卑屈な女になってました。

そんな屈辱的なSEXライフをおくっていたある日、彼が
言いました。

「指でさんざん広げすぎたせいかな？思ったよりゆるいよね？」

「は？？？？」出産経験もない１０代の女がゆるいなんてことが
あるんでしょうか？「いや、あるのかもしれない。私はそっちの
ほうもイケてない女なんだ」と落ち込みました。

これは大人になってからもコンプレックスでしたが、その後、
つきあった男性達は誰もそのような事を言いませんでした。
むしろ喜んでくれたのです。
そこまできて、私はやっと気がつきました。

「てめぇが小さかっただけじゃねぇか！ボケがっっ！！」