趣味は読書、DVDで良いじゃない

かなり若い頃、ロバートデニーロが好きで、彼の作品を映画館で見ていた。
「ミッション」もその中の一本で、その映画で、ジェレミーアイアンズという俳優を知った。宗教に殉死する牧師を演じていた。
「ダイハード3」では、「ダイハード」でマクレーンに殺された弟の仇を討とうとする兄役を演じていた。
そのジェレミーアイアンズが初老になって出ている「リスボンに誘われて」という映画を、借りて見た。
アクション映画ではないのだが、展開がスピーディーで、冒頭の主人公の行動が、少し唐突で衝動的過ぎるとは思ったが、僕の知らない革命の歴史や、ロマンスも織り込まれ、個人的にはシャーロットランプリングが懐かしかった。
外国の地理には疎いのだが、ベルンからリスボンにある謎を解明しに来た主人公が、その数日で人生を全く変えられてしまった。
ある意味では、カタルシスのある映画であるが、ジェレミーアイアンズなら違和感もないかなと思ったのだ。