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精液に含まれる「スペルミジン」が老化を防ぐ
2017年09月04日 10:57
オーラルセックスは健康にいい?男性に都合の良い見出しのようですが、実は科学的に導き出された事実のようです。愛情を抱き感じることは健康に良く、体と心を若返らせると信じられてきましたが、長寿に関する研究を行なっているオーストリアのグランツ大学の研究者フランク・マデオ氏とトビアス・アイゼンベルグ氏は、それを証明するような実に興味深い事実を発見しました。
6つの国で集めらられたデータと結果に基づく結論は、驚くべきものです
キーワードは「スペルミジン」!スペルミジンとは、全ての動物の体内で合成される代謝産物で、一言でいえば「精液の材料」です。
細胞にスペルミジンを与えると、ダメージを受けた体内の細胞を修復したり、遺伝子を安定化させ、老化のプロセスを遅らせる効果が認められたのです。遺伝子が劣化しないということは、体に老化が生じないということであり、寿命も延びるということを意味しています
今までの研究で精液はビタミンとタンパク質に富んでいることが分かっていましたが、スペルミジンの発見は学者の間でも話題になっており、癌、アルツハイマーやパーキンソン病に対する有効性も示唆されています。
アイゼンベルグ氏は「アンチエージングの聖杯を発見したようなものだ。人類にとっての画期的な発見である」と述べています。
スペルミジンは精液だけでなく、熟成したチーズ、マメ類、全粒穀物などのの食品に少量ですが含まれているそうです。
精液に「不老長寿」の効果があるなんて、愛はまさに私たちにとって最高の良薬ですね
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