超絶後悔

と言っても最近の事ではなく、30年近く前の話、当時同級生２～３人と近所のいくつか年下の女の子と遊ぶ機会がよくあった。
いや、遊ぶと言うよりはその子を「いじめ」てたんだ。

殴るとかそんなんじゃなく、俺も10歳にもならないくらいの子供だったから「言葉の暴力」だったと記憶している。
でもいつもその子の家に誘いに行くとニコニコとついてきてくれた。
その子の親もそんなことされてるとは知らなかったんだろう、笑顔で誘いに来てくれたよとその子を呼んで来てくれた。

いつのころからか理由はわからないがどちらからともなく遊ぶことはなくなってすっかり忘れてしまっていたが、何故かここ最近になって妙に鮮明に思い出してしまった。毎晩寝ようとするとそのことが頭の中をグルグル回って離れない。そして強い後悔の念が全身を支配する。

理由はきっと最近自分に子供が産まれたからだ。女の子の。親の気持ちだったり、苛められる側の気持ちなんかも理解出来るようになったから。
将来どんな子になるのかなとか、まだまだ先の事を考えているうちにいじめられたら…となったときにリンクしたんだろうな。当時の自分と。自分がやってたのに都合良くいじめられたらやだなってね。

だから超絶後悔と言うよりは自分に対する超絶嫌悪感なんだろうな。
なんであの時優しくしてあげられなかったんだろう。面倒見てあげられなかったんだろう。あんなになついてくれてたのに。って。

恐ろしく都合のいい願いだが、この子に当時の俺みたいなやつに出会わないように切に願うばかりだ。
そしてあの子にはぜひ幸せになっていて欲しいな。

…って何書いてんだかわからなくなってしまった…が少しスッキリ