社長と密会　最終話

電話の相手は、社長の彼女さんから

彼女さん
「ねー！どこいるのー？ごはん作ったよー！
ごはんいるの？仕事してるの？いらないの？」

社長がしゃべるすきを与えないくらい
質問攻めでした。

どうやら彼女さんと同棲している様子。
ごはんいるか、いらないか聞いてるのかな？
と思いながら社長の隣に座って
電話越しの会話を聞いてました。

社長
「今、会社のスタッフとミーティングしているから夕飯いらないよ！作ってくれてありがとうね！ちょっと俺飲んでて運転できないから
タクシーでお店まで来てくれる？場所は...」


社長は、優しい顔で優しい言葉を、かけていた。場所もしっかりと伝えていて彼女さんが
くることになりました。

わたし
「わたし、彼女さんが来る前に帰ったほうがよいかと思います！誤解されても...社長が怒られてしまいます。」

社長
「怒られないよ！君はスタッフだからね！
これは浮気じゃないから大丈夫だよ」

とわたしにも優しい顔で優しい言葉を、かけたあと唇にキスされました（笑）

男の人はどこから浮気なのか、意味がわかりません。

彼女さんがきて、普通にわたしのこと
紹介していました。

社長
「今度、うちの会社で勤務してリーダー的存在になる子だよ」

彼女さん
「そうなんだ！はじめまして～(*^^*)」

彼女さんは、清楚系の方でした。
社長がチャラいからギャルかと思っていたら
しっかりした人でした



社長と仲良く手を繋いで帰宅する彼女さんみて　心が痛みました。

社長にキスされたのに、彼女さんに言えなかった。というか言えない！！

その夜以降、社長とはできるだけ2人っきりにならないように心がけています。