ちと思い出す。

１週間ほど前に聞いた話。

ココでは無い、あるコミュニティーサイトでの腹立つ書き込みがあって。

その詳しい話は長くなるのでまた後日というコトで、今回はソレで思い出したコト。

その書き込みには｢死にたい｣とか、うつ病患者的なコトがあり。

その昔、高校生のトキに、ウチを彼女にしてた彼女・・て何かヘンな表現(＾＾;

・・・だって彼女に「あたしの彼女は更紗ちゃんだけど、更紗ちゃんの彼女はあたしぢゃなくてもいいからね」て言われたんやモン・・。
ウチも好きやったから、彼女になるコトを承諾したのにさ・・。

って、ソレはさておき。






その彼女もうつ病と言うとりました。

うつ病というモノをよう知らんウチは、彼女から色々と症状を教わりまして。

それでもウチの中では「病」という感覚はまだ薄く、「気分にムラがあるんや」程度で。元気で明るい彼女しか知らんかったし。

そんな中、強烈に残ってる記憶。

体育館で、交通安全だかの上映があった。

ウチの後ろに彼女がおって、体育館に入るなり彼女はウチに頼みごとをした。

「悪いんだけど・・・腕、つかんでていい？」

何でそんなコト言うのかわからんかったけど、特に断る理由も無いし了承した。

床に座り、腕を後ろについて、その腕に彼女がしがみつく。

ほいでもって上映開始。

しがみつく彼女の力は結構強く、見ると彼女は俯いたまま。

だんだんウチも痺れてきたんやけど、彼女の力は一向に弱くならんし顔もあげへん。

参ったなぁ・・・腕、痛いんやけどなぁ・・・・。

そうこうしとるうちに上映終了。

たぶん、１時間近くあった思う。

その間、ウチも彼女も同じ姿勢のまま。彼女に至ってはずーっと力入れたまま。

そのトキに、コトの重大さを実感した。

うまく言えへんけど、彼女は何やら大きなモンを抱えてるんや、と。

そんな彼女も無事高校を卒業し、就職もした。

卒業後、３回位会ったかな？

最後に会うたんは、かれこれ１０年前になるやろか・・。ウチにカレシが出来たトキに紹介しに行ったっきり。

うつ病がどうとか、自殺者がどうとかってＴＶやらで見ると、どうしても彼女を思い出してまう・・。

久しぶりに友人と会うてその場におらん友人の話が出て、「あのコ、今どうしてるかねぇ」って話、ようなると思うんやけど、ほとんど「元気かねぇ、何やってるんだろうねぇ」てなると思う。

けど、彼女の話になると「・・・あのコ、生きてるかねぇ・・」てなる(＾＾;






連絡、とってみるかな・・・。