【お題日記】挿入がなくても満足できる？

仕事帰り、携帯がなったので、
相手が誰か確認すると、非通知。

誰だろう？

もしもし、まりっくです。

あっ。
久しぶり。
私よ。
分かる？

もしかして、あこか？

うん。
ごめんね。急に電話しちゃって。

どうしたん？

うん。ちょっとね。

何だよ？
君が電話してくるなんて珍しいけど、
何かあったときしか電話してこない
んだから、何かあったんだろ？

ううん。
ちょっと声が聞きたくなっただけ。
ごめんね。

何かおかしいぞ。
どうした？

ねぇ、今日会えない？

どういう事？

食事行かない？
ちょっと話したい事があるんだけど。

別にいいけど、今、何処にいるんだよ？


昔よく行ったあの店にいるの。


え？
まさか、あの店か？


そう。
分かる？


分かるけど、今から行くとかなり時間
かかるよ。
大丈夫なの？


私は大丈夫。
待ってるからね。


そう言って、電話は切れた。


何の話しなのだろうか。。。？


急いで家に帰り、着替えてから、
車で店に向かう。

そう、昔よく行ったあの店。。。



店に着くと、既に食事しながら
ワインを飲んでいる彼女。


何だ。
飲んでるのか？


少しね。
早かったじゃない。


急いで来たからね。
で、話って何なの？


ま、食事しましょうよ。
あなたのも頼んでおいたわ。
もうすぐ出てくる頃よ。

あ、ありがとう。



出てきた料理を口に運ぶ。

沈黙の時間が流れる。。。


仕事、どうなの？


あぁ、順調だよ。
忙しいけどね。
そんな事より、話し、あるんだろ？
大事な話なのは分かってる。
そういう時しか電話してこないからね、
君は。。。
で、何なの？


少し酔ったみたい。
ね、場所　変えない？
ここじゃ話し辛いわ。


分かったよ。
場所変えよう。


車で移動するなか、私は話を切り出す。

で、何なの？
明日も仕事だからさ、あまり
遅くならない方がいいだろう？
俺も仕事だし。。。


うん。
あのね。
仕事、辞めたの。。。


え？
何で？
確か、お母さん、病気だから、
お金かかるって、言ってなかった？


うん。
でも色々とあってね。
やんなっちゃった。
疲れたのかな。
お金は何とかするから大丈夫。
それより、あなた、離婚したん
だって？
聞いたわよ。


あ、あぁ。
こっちも色々と大変だったんだよ。
やっと落ち着いてきたところかな。
俺の事はいいよ。
それより、君の話だよ。。。


ありがとう。
でも何だか、吹っ切れた。
もう大丈夫。


え？
何が何だか分からないぞ。
どういう事？


もう大丈夫だから。。。


ええーっ。。。(゜ロ゜;

まぁ、君がそういうなら、深くは
聞かないけど、何か心配だなぁ。
じゃ、家まで送るよ。


うん。
ありがとう。



私は、彼女を家まで送った。


着いたよ。
あまり無理するなよ。
事情が何も分からないから、
気の利いたこと何にも言えないけど、
兎に角、ゆっくり休みなよ。


うん。
ありがとう。


じゃぁね。
何か話を聞いて欲しかったら、
いつでも電話してきて。
聞くくらいなら、いつでも大丈夫
だから。


ありがとう。
ね、あがっていかない？


え？
でも、お母さんに悪いから、いいよ。


入院したの。
だから、今は私しかいないのよ。
お茶入れるから。
ね、いいでしょ？


あ、あぁ。
まぁ、お茶くらいなら。。。


彼女家に招き入れられ、お茶を
ご馳走になる。
その間、他愛もない話をして、
どのくらいの時間がだったか、
私は、
明日仕事だし、そろそろ帰るよ。


待って、帰らないで。。。


え？


ここにいて欲しいの。
まりっくは、私の事、嫌い？


え、あ、いや、そんな事考えた事
ないよ。
どうしたの？

と、いいかけた私の口は、彼女の口で
塞がれていた。

ちょ、ちょっと。。。


酔ってるんだろう。もう。

とは言ったものの、心臓はバクバク。

そして、彼女のベッドに導かれ、

重なりあう二人。。。

熱いキス。



服を脱ぎ抱き合う二人。。。






というところで目が覚めました。

あの人誰だったんだろう？

メッチャリアルな夢だったなぁ。(^^;

今日は休日、朝から何か

悶々としちゃったな。

あーぁ。

早く、彼女見つけよー。(^^;

誰か、立候補してくれない？(^^;