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*閲覧注意*【一太刀で十万億土へ送り込む】あの夢は…【リアルお豊】

2017年03月04日 01:58

去年の11月の末の事
薩摩に剣の昇段審査に行き、関東に戻って来た日の夜の事です。
あの時見た夢は、数か月たった今でも覚えています。

今回はこの夢についてお話しします。グロテスクな内容があるので、
苦手な方はお引き取りを。

夢の中で、私はジャングルなのか、ただの田舎なのかよく分からない道に、誰かと一緒にいた。
いや、元から自分一人だけだったのかもしれない…。辺りは草木が鬱蒼と茂っていて、
なぜか辺りは松明で照らされている、幅のある一本道だった。

ずっとその道を進んでいると、T字路に出た。進めばいいのか分からずさまよっていた所に、角材やらバールのようなものやらを持った男達が角から沢山現れた。どういう訳か殺気立っている。
何事かと驚いていると、突如男達がこちらに向かってそれぞれの獲物を振り上げて、
此方に突っ込んできた。
近くにいた友人を元来た道に逃がし(実際にはいなかったのかもしれない)、
自分はいつの間にか持っていた稽古用の打ち棒(薩摩刀だったかもしれない)を手に、
当流の、あの姿勢をとり、渾身の猿叫をあげて男達に突撃した。

猿叫…そう、ドリフターズをご存じの方なら、島津豊久をご存じのはず。
お豊が挙げていた気勢こそが「猿叫」です。

その時の猿叫の出来は過去最高、姿勢、重心の乗り、足運びの感触…すべてが充実していた。

猿叫と突撃のお陰か、男達の多くが怯み、勢いを緩めた
接敵し、首筋に斬り込んでは股下まで斬り下げる。これの繰り返しで、
バッサバッサと敵も「二つに別れて」倒れて行った。

私の撃ちを防ごうとしたものは、自分の獲物が砕かれたり、
自分の獲物を顏にめり込ませて私に倒されていたのを覚えています。

未だ未熟であるせいか、多少相手の撃ちも受けたかもしれないが、
ただの返り血だったのかもしれない。
自分の体の随所に血がかかっているのを感じた。
必死になっていたせいか、匂いには気づかなかった様な気がします。

最後の敵を屠り、残心を取り…
…ここで目が覚めた。

 これまで奇妙な夢は何度か見てきたけども、あの夢は一体なんだったのだろう。
南州神社におわす南州翁や志士達が見せたものだったのか、
それとも試験に向けて磨き上げた、私の闘争本能?モチベーション?の現れだったのか…

今となっては、どうしてあんな夢を見たのかはわかりませんが、
無事に昇段したことを喜んでおります。

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