- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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Want to go shopping?
2017年02月25日 23:22
最近、ちょっと考えたこと。
老若男女を問わず、買い物を好きな人は多い。
御多分に洩れず、というべきか、わしもその一人であることを自覚してる。
もっとも。こんなおっさんが街を闊歩しつつウインドウショッピングをするのは公序良俗に反するし、誰も興味がないので違法とするとしても。
それでも誰もが買い物をすることを好むのは否定出来ない事実やと感じる次第。
で、このおっさんはその理由を考えて貴重な酸素を浪費することを許して貰わねばならない訳で。
買い物。これは女性により切実というか、根深い問題やないかと思います。
でもね、このおっさんにもあるんですわ。この、買い物をしてストレス発散をするという傾向。
ま、このおっさんは三宮の街でウインドウショッピングをして街を恐怖に陥れたりはしませんが。もっぱらオンラインでの買い物で気持ちのバランスを取ってます。
でね、これがかなり長いこと続いてますので、その理由を考えてみた訳ですよ。
で、このおっさん、今回は珍しく結構まともな結論に至りました。
そう、学会誌に投稿しても採用されそうな結論です。
その結論とは?
そう、買い物という行為は、現代社会においてユニークな行為であり、それは単なる消費活動とは明確に異なる、という主張です。
考えてみてください。
貴女の日常生活で、これほど明確なことがありますか?
わしには思いつきません。
わしはしばしばamazon.co.jpにログインし、物品をオーダーします。
必需品もありますが、これほんまに必要? と首を傾げるようなものも多々あると自覚しています。
何故でしょう?
わしの頭の中にその疑問が静かにぐるぐると回っており、考えるともなく考え続けた末にようやく、答えらしきものが見えてきた気がします。
それはね、人は自分がin controlやと信じたいんです。
突然英語になってしもて申し訳ありません。寡聞にして国語で同じ意味の表現を存じませんのでこう表現しました。
わしの発見、主張はこうです。
誰でも買い物をしている間は自分が主人公になれるんです。
それは当然でしょう。自分の財布からお金を出し、代金を支払い商品を受け取るんやからそれは当たり前のことです。
で、わしは思いますが、人はこれが快感なんですな。
そう、自分が買う側である限り、優位は保証されている。売る側より下に扱われることはない。
勿論、例外はあります。災害時の小売店ではお客様は神様ではなく、売る側が判定した必要性に従い、商品の販売先が決定される。その場面では、買う側は明らかにそのinitiativeを喪失しています。
しかし、それは割合から見てごくレアケースです。日常において、買う側の優位性は確立されている。
そう、貴女が買う側であれば、貴女は優位な立場を約束されているのです。
これが、in controlという感覚を生む、というのが本稿の趣旨です。
人間、誰しも自分が主人公でありたいと願っています。
しかし、日常生活でそれを実感できる人が何割いますか?
わしの感覚では、おそらく大変に僅かな割合でしょう。
ならは、代償として人は何を求めるか。
それは自分が主役であることを信じさせてくれる行為やとわしは思います。
それが買い物なんでしょう。
わしかて思いますもん。大した額やありませんが、何か買い物をする際には、色々調べて考えますが、結論は自分で出すんですわ。それが、自分がin controlやという幻想を与えてくれる。
これが快感なんですね。そうか、わしは今でもin controlなんやと信じられる。
そして日常的に可能な他の行為では、この感覚を得るのが容易ではない…
そんな訳で、わしは人は買い物を辞められないんやと思います。
皆様のお考えをお聞かせ願います。
ええ土曜の夜を。
このウラログへのコメント
おお~、このおっさん、今回は珍しくそれなりにまともなことを言うてるやん、と自分で思う次第。
でも、どうなんでっしゃろ?
皆様のお考えをお聞かせ願いたく…
あ~、めちゃよくわかります。
リアルでいい事があった時より嫌なことがあった時の方がお金を湯水のように使う。
しかもネットで。
スマホをちょいちょいと操作するだけで翌日には欲しいものが手に…
ヤバい!
> ☆mina☆さん
そうそう!
正に同じや… 買い物をすることを目的に買い物する。おかしい…
お互い、気を付けてそれを避けるようにせんといかんね。生産的やないもん。チェックせんと。
それはね、お金があるからです
> masagoさん
いや、それが困ったことに、お金がなくてもしたくなるんよね。追い詰められた心理状態の時ほどそうなる気がする…
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