※くろ助と気になるあの人の話。⑦

表の続き。

ぬるーいです。
はげしめなの書きたいです。木村さんにそれを求めちゃいけないかもですが、毎日コ◯ダで勉強してるそうなので今後に期待していきたいと思います｡



大丈夫な方はどうぞ！！









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿















くろ助「２ヶ月くらいしてないね」

木村「それくろ助さんが病気になるからでしょ？」

くろ助「木村さんが風邪引いてるのに強引に抱くから悪いじゃん。声枯れたし熱出たし…もうこの人とはやらないって思ったもん」

木村「え、ごめん。それ本当？」

くろ助「……身体に聞いてみてよ」

ちょっと恥ずかしい言葉で挑発するとすぐ興奮する。
噛みつくような口付けは時折歯が当たって乱暴で、木村さんらしいキスだなぁって思いながら舌を絡めていく。

くろ助がキスに夢中になっていると片手で服のボタンを外して、露になった肌を撫でていく。背中に腕を回しブラジャーのフックを解かし沿うまま胸へと指を移動させる様は……なんか扱いに慣れた感じにくろ助は腹をたてた。

くろ助「…最初ブラ外せなくて困ってたけどお母さんに頼んで練習でもしてたの…っ、ん…」

久しぶりだから？
くろ助の空気を壊すような質問にも答えてくれないのは。
何も言わないまま服を脱がされて裸にされるくろ助。

(……な…なに？なんか怒ってる？バカにした質問したのが悪かったの…？)

ちょっとは心配になる。
でもそんな心配は無用だったのか木村さんは力強く抱きしめてきた。

くろ助「？き…木村さん…？」

木村「くろ助さんも久しぶりでしょ？あんまり無理させないようにするから」

自分に言い聞かせる様な小さな声は確かに聞こえた。
恥ずかしくて答えられない。とりあえず耳元にキスしておいた。






























くろ助「んんっ、は、やだ！そこ…嫌いなの！！」


どこが無理させないようにだ！！
痛いくらいに乳首を噛まれて、触れられてないのにじんじんしてなんか気持ちよくて。ぐしょぐしょになった下半身は木村さんの好きなようにされている。


しかも、今回流れているＡＶが…。


『…あっ…もっと…シて！！』


(自分と似た声の人……やだ、これは…)

やばい。


ＡＶ大好きなくろ助。
勿論好みはある。女優さんや男優さん、話の設定。声質、スタイル、どんな攻め方をするかとか…言ったらキリがない。

今回流していたのが水泳のインストラクター(女性)と生徒(男性)の話。正直水着萌えとかはないし、内容も好みじゃなかった。だからあまり気にしてなかったけど、３人目。
女性の性格(設定上なので悪しからず)男の人に媚売ってぶりっ子な感じ。好きじゃない。
なのに喘ぎ声がくろ助と同じ。


別にナルシストなわけじゃない。

多分普段から聞き慣れてる声だから感じちゃうだけ。


きっとそう。


ついでに木村さんが上手くなったとかそんなのじゃない！

きっと、くろ助が久しぶりだったから。

ちょっと気持ちいいのは

そう！久しぶりだから！！(大事だから２回言う)




たまに見えるテレビの中の女性の喘ぎ声が自分と重なる。


『そこ、だめ…気持ちいぃ…！』


凄く気持ち良さそうに喘いで。

何度もイって。


(…こんなの聞いてたら…イく時の気持ち良さが欲しくなる…)


ただ、くろ助は木村さんに何度も抱かれてもイかなかったのは…下手くそというより、プライドの問題だった。

(……木村さんに弱味握られるみたいで嫌だ…)

とか我慢ばっかりしてたけど、

あぁ…なんか無理そう…。


木村「くろ助さん、ここ好きでしょ？」

くろ助「ぅあ、あ！？や…だめ！！」

奥をぐりぐりされて声が上がる。
気持ちいいところを覚えてたのか指先が触れる度身体がもっと欲しいと揺れた。

くろ助「…やだやだ…これ以上弄らないで…本当に今だめ…！」

木村「だめじゃないでしょ？くろ助さんここ弄ると中凄く濡れるんだよ？」

知ってた？なんて顔で聞いてくる。
そんなの知りたくなかった。
段々くろ助の身体が暴かれていく。
悔しくもあって、嬉しくもあって…複雑な気分。

でも今はもうそんなこと考えてられなくて。

くろ助「…もっ…分かったから…！ねぇ、もう休憩して…！」

木村「イきそうならイって？」

いつもの従順な木村さんはいない。
ＡＶの女優早くチェンジして。あんあん喘がないで！！

くろ助「…あっ…ぅ、ね、もうや…！」

『ダメダメ！！も、イッちゃ…！！』

甲高い声が耳を刺激する。

(…うぅ…くろ助もイきたい…イきたい…！！)

好きなところをずっと弄られて硬直する身体が限界だった。




木村「……くろ助さんの喘ぎ声本当クる、好きだよ」

くろ助「…？！…あ、あ！？や、だめ…イッちゃ……っっ！！」

普段聞かない言葉が引き金となった。
ぎゅっと木村さんの肩を抱きしめて波に堪える。


身体の中がどくどくとうるさいくらい跳ねた。


……苦しくて気持ち良い。



くろ助「……もう死にたい」




気怠い中、思わず吐いた言葉。
優しく木村さんが頭を撫でてくれた。










＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



くろ助「……どうしよう。あんまり今回えっちくない」

木村「おかしいね、休み連続でホテル通ってたのに」

くろ助「映画見に行く予定だったのに木村さんが盛るからでしょ」

木村「ノリノリだったくせに」

くろ助「………うっさい。変態。そうだ、
木村さんの変態行為についてちょっと書こう」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



後日。



くろ助「なんでまたここに来たの？昨日ずっとしてたじゃん」

木村「だって本当に見たい映画無かったし」

なんて言いながら早速服を脱がしてＡＶを見始める。
今回のは女の人が媚薬的なものを使って自分から相手を求めたり気持ちよくなろうとオナニーしちゃうやつで。

木村「自分こういう一人で弄ってるの見るの好き」

くろ助「へーー」

オナニーの何がいいんだろうか。興奮するの？だって女の人が自分勝手に喘いでるんだよ？男性諸君にお尋ねしたいですね。

木村「そう言えば…くろ助さんも一人でやるよね？前にやぎさん居なくて無性にやりたくなってやったって言ってたし」

それ大分昔に話したやつじゃん。記憶力がいいね。

くろ助「は？キミの前じゃやらないよ？やぎの前でもやったことないからね」








その時は引き下がったくせに。







良いところを弄る木村さん。
そろそろ疲れたし気持ちいいから制止しようと手を出すも逆に掴まれた。

くろ助「んん？なに？」

そのまま指先を絡めていき、繋ぎたいのかと不思議そうに思っていると導かれたのは木村さんに散々弄られて濡れそぼったそこで。

くろ助「はっ、ちょ…だめ…！！」

木村さんがくろ助の指を中へと押し込んでくる。
ぐちゃぐちゃしてて、あったかくて、昨日から弄られてるせいか充血してて周りに圧迫される。

くろ助「…っ…あ…」

自ら恐る恐る指先を奥へと押し込む。
指が根元まで入った。

木村「そのまま、一人でしてみて？」

木村さんは体勢を変えて背後からくろ助を支えて胸を弄り始めた。

(…っ…ひどい…こんなことされたら…)

身体が気持ちいいのを求めてしまう。
中を弄る指が自然と気持ちいいところを探して攻める。

くろ助「…んぁ…はっ、やだ…」

奥も好きだけどくろ助の指では届かなくて、それより手前の上側を擦る。

(…あ…ぞわぞわするっ…)

指を増やして気持ちいいところを弄れば身体が跳ねた。

くろ助「…あっ…あー…や、きもち…っ」

動かす度にぬちょぬちょと音がする。先程まで木村さんに弄られていたせいもあってか、限界が近い。


くろ助「イくっ、イッちゃ…ーーッ！！」

指で中が痙攣してるのが分かる。
力を抜いて木村さんに寄り掛かり何度も呼吸を繰り返していると手がクリトリスへと伸びる。

くろ助「ひにゃ？！あ！やらっ…！！」

イッたばかりで敏感になった身体が悲鳴を上げた。

木村「ごめんごめん。ついね」

にやにや嫌な笑顔の木村さん。
濡れた指を丁寧に拭いてくれた。

木村「それにしてもさ、イくの早くない？」

くろ助「それは…ほら、自分で気持ちいいとこ分かるから。早く木村さんも上手になってくろ助を沢山気持ち良くさせてね」

多分半分は…木村さんに見られてるって思ったら気分が上がった……なんて、言ってやらない。






えんど。