Armistice Day

SNSで英国人の友人が複数"We shall remember"的な発言をしているので何事かと思ったら今日はArmistice Day。戦没者記念日です。第一次世界大戦の終戦の日を記念して始まった記念日で、つまり1918年から続いている。再来年、第一次世界大戦終戦100周年にはきっと盛大なお祝いがあることでしょう。
http://www.bbc.com/news/uk-37938047


欧州で暮らすと、欧州人にとり第一次世界大戦はひょっとして第二次世界大戦以上のトラウマなのではないか、と感じられることがあります。この辺り、第一次世界大戦を無傷で乗り切った我が国にはちょっと理解が難しい感覚。


（因みに我が国の国際的な地位が歴史上もっとも高かったのはいわゆる大戦間の20数年間と言われます。第一次世界大戦では戦勝国側であり、日清、日露戦争に連勝した結果です。それが米国をして我が国を脅威と認識させ、早期に壊滅させる作戦を立案、実行するきっかけになった訳ですな）



またこの日は米国ではVeteran's Dayでもある。これは在郷軍人の日と訳されるけれど、退役した軍人に感謝をささげる日。



これこそ国家の正常な姿やとわしは感じます。国の為に戦い、最も尊い犠牲を払った人たちに感謝しないことは異常です。我が国で靖国神社が政治の道具にされているのは全く嘆かわしく、本来の姿とはかけ離れたものです。


こうなった原因はそれは種々あるでしょうが、つまるところ先の大戦が我が国が敗戦したことが原因です。その結果、占領国である米国に教育を作り替えられ、日本は悪徳国家であり、日本人であることは悪であり、日本の歴史、文化を誇りに思うことなど以ての外、という洗脳を施されました。


その象徴的なものが日本国憲法である訳ですが、最近になり有権者の過半数が改憲を支持している、という調査結果が出ています。あの朝日新聞がやった調査でそんな結果が出て、蒼白になった朝日新聞はそれでもそれを糊塗する記事を載せました（http://japan-indepth.jp/?p=30069）。朝日の体質が如実に分かる事実です。


それを見ると洗脳は解けつつあるのを感じますが、国民を家畜化することを意図した愚民化政策は今でも猛威を振るっていますな。外国が戦没者を讃え、感謝をささげている日に我が国ではポッキーの日ですよ。この対比を見れば誰でも事態の深刻さが分かるでしょう。

参考：「3S政策」https://ja.wikipedia.org/wiki/3S%E6%94%BF%E7%AD%96





そんな訳で。皆様ええ週末を。