趣味は読書、今更ながらの

DVDレコーダーが壊れて久しかったが、今月の初めに安いのを見つけて買った。
正確にはブルーレイレコーダーで、ハードディスク付き、と言うよりは、ハードディスクにブルーレイが付いている感じか。大きさも、前のDVDレコーダーよりコンパクト。ハードディスクに録った映像をブルーレイやDVDに残す形だ。
足が遠退いていたレンタルショップで、「ダークナイト」を借りて来た。
僕には幼い頃、白黒テレビで「バットマン」の実写のテレビシリーズを見た記憶があり、映画ではティムバートンの「バットマン」シリーズが馴染み深い。
しかし、あまりにもクリストファーノーラン監督の作品の評価が高いので、借りてみた。
当たり前だが、完全に別物。こんなに違うかと思うくらいだ。
ヒースレジャーのジョーカーが、あまりにも常軌を逸している。
ジャックニコルソンのジョーカーがどこかユーモラスだったのに対して、ヒースレジャーのジョーカーは、狂気の塊である。
そして、ストーリーも救いは無いのかと思うほどにハードでシリアスである。まず、バットマンがヒーローで無いのだ。闇に跳梁するならずものの一人で、他の悪人と戦っている。市民からは、ヒーローと思われていない。本編の中でも、何度もバットマンバ はヒーローじゃないという台詞が出て来る。
「バットマン・ビギンズ」「ダークナイトライジング」も見たいと思うが、映画のテイストとしては、ティムバートン版の方が好きである。