趣味は読書、小さなジレンマ

世の中に趣味は沢山あるが、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書などは一部不毛の部分を持っている。
それは、過去に多くの未知未体験の作品が存在し、現在進行形で作品が生まれ続けているということ。そして、それらを全て把握することさえ、出来ないこと。
特に読書だと、一つの作品の鑑賞にかける時間が映画夜音楽より長くかかる傾向がある。
映画は無理すれば、一日3本くらい見られるし、アーティストのアルバムも数枚聞けるだろう。
通勤帰宅の時にも、音楽なら聞くことは出来る。
映画のDVDも、帰宅後見ようと思えば何とか一作品くらいは見られるだろう。
しかし、本は毎日一冊読むのさえ難しい。
そして、新たに好みの作家に出会うと、その作家の作品の多くを読みたくなる。
非常に効率の悪い趣味である。