- 名前
- よし55
- 性別
- ♂
- 年齢
- 108歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 再登録しました。、 年齢は詐称しています。50前です。 日記で絡まりあうのが好きです...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
BPD的な彼女28 刺激を求める
2015年08月05日 14:05
BPDも、ACの方も、自己価値の低さから、日常的な虚無感や孤独感、人に対する不信感を抱えておられると思います。
BPDの方は〝自分を消してしまいたい〝との思いから自傷、薬物過量、過食、無謀なセックスに走ったりします。
ある方のブログでは、「リストカットしている時だけが、生きてることを実感できた」と告白されていました。強い刺激が生きていることを教えてくれるのでしょう。
パーソナリティ障害を持っていなくても、ひとはストレスから刺激を求めてしまいがちです。
それはあたかも夏場にカレーが食べたくなるように、、、。
そして、再度の刺激はより強い刺激を求めてしまいます。
イギリスの哲学者、バートランド・ラッセルは幸福論の中で次のように述べてます。
「退屈は全面的に悪いものではない。(中略)過剰に興奮に満ちた生活は心身を消耗させる。そこでは快楽が必須な部分となり、スリルを得るために絶えず強い刺激が必要となる。過度の興奮は快楽に対する味覚を鈍らせ、深い全身的な満足を刺激で、知恵を小利口さで、美をどぎつい驚きに置き換えてしまう。それゆえ、退屈に耐える力をある程度もつことは、幸福な生活には不可欠である。」
「退屈」の反意語は「熱中」。でも、我々は反意語を「楽しいこと」=「刺激的なこと」と考えて、退屈から逃れる快楽に溺れてしまいがちです。
ある女性は厳しい親の基で規範にとらわれた生活をしてきました。大学生になって彼氏もできて幸せでしたが、彼氏が浮気をしてしまい、それが原因で別れてしまいます。
信頼していた彼から裏切られたこと、もともとACがあり自己評価が低かったことなどから、「自分には魅力がないのではないか。」「自分は愛されない存在ではないか。」と思い始め、寂しさに取りつかれます。そして、次第に行き当たりばったりのセックスに溺れてしまいます。
一時期の快楽は彼女に安心感と満足感を与えますが、次の一瞬に襲ってくるのは不安感、寂寥感、自己嫌悪、、、、。
幸い彼女はカウンセリングを受けて、自身のインナーチャイルドに気付いて平静を取り戻したようです。
認知行動療法の中に「満足度予想表」という方法があるようです。ある日一日の行動予定、それによる予測満足度と実際の満足度とを表に書き出してみます。例えば、朝コーヒーを入れる。予想30% 実際60% 掃除 予想40% 実際90%、、、、デート 予想100% 実際40%、、、。
こうすると、意外と地味で満足度の低そうなことで満足感が得られたりするようです。
たまの休日、何か「楽しいこと」をしなければと急かされるより、わざとスマホを忘れて、近くの図書館に行くのもいいかもしれませんね。
このウラログへのコメント
デート 予想100% 実際40%
おもしろいw
期待し過ぎたんでしょうねーwww
> みつはさん
あはは。
本当の例題は細かい状況説明があって、彼氏が遅刻してきたのに謝らないとか、映画観たけど彼氏がつまらなそうとかね、、、。
コメントを書く