趣味は読書、孤独の週末

珍しく、土日と連休。天気ははっきりしないので、出かけるのは億劫だ。
二つのレンタルビデオ屋と、図書館から、映画のDVDを5本も借りてしまった。
図書館のDVDは、無料の上に二週間借りられる。
「チャイナシンドローム」「マッシュ」の2本。
世間では、絶えず人が生まれ、死んでいる。
ニュースで知る人の死は、時折本当に痛ましい。特に僕より、ずっと若かったり、幼かったりする時は尚更だ。
今日(土曜日)は、ビールとスナック菓子を買って来て、DVDを見ながら飲み食いしたのだが、映画を見るのに、アルコールで眠くなってしまい、途中で眠ってしまった。
どこか抜けている。
僕は一人暮らしで、休日に誰かを訪れることもないので、時折、自分の生について、一人向き合うことがある。
僕は元気ではないが、特に大病もせず生きている。
本当に死ぬのだろうか。
あれは中学2年の頃、自分の勉強部屋をもらい、両親とは別にその部屋で寝るようになったある時、夜、自分の部屋の闇を見つめていると、ふと死ぬことが異常に恐くなり、眠れなくなった。
死に伴う苦痛、死という絶対に生きている間には知ることの出来ないことへの不安。そんなことばかり考えて、一時期毎夜、そんなことばかり考えて眠れなかった。単純に夜の闇も恐かったのだろう。
僕は今でも、死ぬのは恐いが、あの頃のようなノイローゼのような気持ちにはならない。
むしろ、ふとした瞬間に、今、生きているなどと確認したりしている。
どうせ、分かることは出来ないのだから、考えない方が良いのかもしれない。