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【お題日記】官能小説に挑戦

2015年03月04日 02:56

随分と久しぶりですが、なんだか面白そうなお題を見つけましたので久しぶりにログを書いてみます(^-^)

文字を書くのは割と好きなんですが、所謂下手の横好きってやつ?ですので、読んで不快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご了承下さい。
目を通す方は男性が多いだろうなと思い、 無駄に男性目線で書いています。ですが書いているのは未経験の女ですので、全て私の想像・妄想で書かせていただいています。実際、男性はどんの感じなのでしょうね…?

読んだ後の苦情などはお控え願いたいです(>_<)








仲の良かった友人達と離れてしまったクラス替えに、新しい教室へ入ることが躊躇われた。今までと変わらないはずの扉がひどく重く、開けた扉を閉めることが億劫だ。そう思いながらも扉を締めようと振り返ると、一人の女子生徒が立っていた。その子は、僕がひっそりと憧れていた人だ。思わず動きを止めて彼女を見つめる。そんな僕を見て、彼女はくすりと笑って、どうしたのと、首を傾げたのだった。

それからは、あんなにも重いと感じた扉は軽々と開けられるようになった。同じ教室に彼女が居るというそれだけで、思わず頬が緩んでしまいそうになる。彼女の席は窓際の前から2列目。僕の席はその隣の列の一番後ろ。授業中は黒板なんて見ている暇がないというほど、いつも目線は彼女の方へと向いていた。時折、肩よりも少し長い黒い髪を右耳にかける仕草をする。いつもは見えない白く小さな耳が見えるその瞬間、身体が熱くなる。その綺麗な髪に触れてみたい。そして僕の手でその髪をかきあげて、現れたその耳を柔く食んでみたい。そんな妄想をしては沸き上がる熱を冷ますように、ノートの隅にぐしゃぐしゃと意味もなくシャーペンで沢山の円を書き殴った。

学校でも家でも僕は彼女のことばかり考える日々が続いた。自慰の回数も増えた。あまりしすぎるのは良くないと聞いたことがあったが、我慢することはできない。目を閉じて彼女を思い出す。綺麗な黒髪。あの時聴いた声と笑顔。白く小さな耳。そして見たことのない彼女のありとあらゆる場所を勝手に想像する。息を切らせて乱れる姿や、いやらしい声も。きっと本物の彼女は僕の想像よりもずっと綺麗でいやらしいに違いないだろう。

ある日、帰宅してから携帯電話がないことに気が付いた。おそらく教室の机の中だ。外は夕日が傾き始め、今から学校に戻れば外は真っ暗になるだろう。そう思ったが、携帯電話がないと落ち着かないし、一晩学校に置いておくのも心配だった。面倒だけれど仕方がない。僕は学校に戻ることにした。

僕の教室は4階の一番奥だ。4階は部活動でも使われていないせいで全ての電気が消されていた。まだ少しだけ頭の出ている太陽の光が窓から僅かな明かりを与えてくれている程度だ。いつもの廊下が少し不気味で教室へと急いでいると、何か物音が聞こえた。思わず足を止めて耳を澄ますと、やはり何かの音と誰かの声のようなものが聞こえる。それはどうやら奥から2つ目の教室からしているようだ。音は聞こえるのに電気は付いていない。ごくりと唾を飲み込んでそろそろと静かに教室へと近付いた。

「ん…ぁ…っ。」

ガタガタと机が動く音に混じって聞こえたのは女の嬌声だった。かっと身体が熱くなる。セックスをしている映像は見たことがあるけれど、実際にしているところを見たことはない。薄い教室の壁の向こうで行われている行為を見てみたいと、好奇心が僕の背中を押す。だけどバレたら気まずいとか、そんなことを考えている間も甘い嬌声は僕の鼓膜を震わせる。

「あっ…ダメ、だよぉ…!」

意味をなさない母音ばかりだった声が発した言葉を聞いて、僕はある事に気が付いてしまった。この声は、彼女だ。こめかみの辺りを汗が伝った。もう何も考えられず、僕はゆっくりと音を立てないようにして教室の扉を少しだけ開いた。暗い教室の中で二つの影が重なっている。白い彼女の足が左右に大きく開かされ、その足の間には男子生徒が必死に腰を振っていた。僕はその光景を食い入るように見つめながら、そっと自分のベルトを緩めた。まだ何もしていないのに硬く立ち上がったペニスをなんとか取り出して、彼女の声に合わせるようにして扱く。

「あ、あっ、あぁ…っ。」

声と一緒に揺れる白い足がいやらしい。ここからでは彼女の表情を見ることはできないが、こんなに甘い声を出しているのだからきっとすごくいやらしく乱れているに違いない。見たい。僕の下で乱れて喘ぐ彼女を見たい。あの男になりたい。

あぁ!や、あっ、ダメっ…ダメぇ!」

肌と肌がぶつかる音が速くなり、彼女の細い腕が男の首へと回された。男の身体にしがみつきながらびくびくと身体を跳ねさせる様が僕を煽る。ペニスを握った右手の親指で先端に触れるとくちくちと音が鳴った。右手で先端を弄りながら、それまで使っていなかった左手で裏筋をなぞるとぞくぞくと腰が震える。

「やぁっ、も、イクッ…イッちゃう、イッちゃう…あっ、イク、イクぅ…っ!」

切羽詰ったようにいやらしい声をあげながら、彼女は身体を震わせた。その声と光景に僕は自分の手の中で射精した。彼女の爪先が伸びて、足を閉じようと膝が内側に向いたが、足の間に男がいるせいで足は閉じることができない。その男も短く呻くような声をあげて腰を止めた。二人は見つめ合って、男がそっと彼女の右の耳に髪をかけた。いつも見ている白く小さな耳が、いつも以上にいやらしく見える。愛を確かめるかのようにキスをする2人を横目に僕は静かに男子トイレへと急いだ。
さっきまでは夢中で何も考えられなかったけれど、今になって様々な感情が沸き上がる。彼女恋人がいたことの悲しみ。男への嫉妬彼女セックスを見れた喜びと興奮。罪悪感。膨れ上がる欲望。そしてあの綺麗な彼女がはしたなく乱れることへの僅かな失望。トイレの個室の中に入って、さっきまで見ていた光景を思い出してまた自慰をする。先走りで濡れる右手の甲が落ちる僕の涙で濡れた。






お目汚し失礼いたしました。
これを官能小説といっていいのだろうかとも思いますが…。
男性の性事情にはすごく興味がありまして、そんなことに思いを馳せながら?書いていました。
私も早く経験してみたいものです笑

このウラログへのコメント

  • takeshi2012 2015年03月04日 05:19

    俺もいつかって思うんでしょうね

  • 昇真 2015年03月04日 09:30

    (笑)つい!読みいってしまいました
    もう プロの作家ですね
    フレ登録 いいですか?
    次回も読みたい

  • im 2015年03月15日 20:50

    久しぶりの更新ですね!

    お元気でしたか??

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