- 名前
- 綾
- 性別
- ♀
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 好きじゃない人とはHできません。 ちゅうできる人はHできます♩ 最近性欲...
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【お題日記】SEX関連でパートナーと喧嘩した事ある?
2015年02月16日 22:48
関連といえるのか。
するorしない、での喧嘩はあるかな(^^;;
遡ると、あれは独身の時の話。
ちょうど社会人デビューして3~4ヶ月経った頃。ある男性と交際を始めた。
その男性との出会いの話。
お台場の、とあるお店のショップ店員として働き出した私。お昼休憩では、いつもコンビニで調達したおにぎりやらサンドイッチを持って職場の屋上にひとり行っていた。
私以外はみんな、同僚と外に食べに行ったり仲間と過ごしていた。
私は、限られたその45分という休憩時間を屋上でひとりで過ごした。誰かの顔色や気遣いなんかは休憩中はごめんだから。
お台場の さも人口的な海とか、歩く観光客を眺めながら、美味しいとは言い難いコンビニ食を『無』で食べる。
それが至福の時間だった。
屋上に私以外の誰かがいることはそれまでなかった。あの日彼が来るまでは。
いつものように屋上に出る扉を開けたら、目の前に先に彼がいた。この辺りじゃ、空に一番近いんじゃないかと思えるあの場所は、殺風景で、それがまた私のお気に入りだった。
そんな場所に先に彼がいた。
『他人』を見つけた私は、咄嗟にガックリしまくる。
だって先客がいる。
それも『私だけの場所』に。
目が合って私は『ここ、いいですか?』ってニコリともせず聞いた。『私だけの場所』だけど、そこに先にいたのは彼なわけで、『彼だけの場所』に私が後から入らせてもらうわけで。
彼は『はい…』ってニコリとも答えた。
それしか返しようがないといった雰囲気、お互い無表情。
始めて出会ったその屋上でその後一切話しをしなかった。
次の日から度々『私だけの場所』に先に彼がいた。
もちろん、誰か他人がいることをお互い望んでない。あくまで自分のテリトリーに、認めてもいない他人が、無断侵入しているがまで。
毎回、挨拶程度に会話を交わしていた。
度重なるうち、ぽつぽつ程度に天気の話とか、しょうもない話しをするようになった。
でも、まったく楽しくなかったのを覚えている。
それでも、殺風景な屋上という場所が好きで私は毎日行っていた。
そして、徐々に彼との距離は詰まる。
そのうち身の上話をするようになった。
家族の話し、居住の最寄駅とか、実家とか、過去の恋愛についてとか。
お互いに独り身だった。
今だからこそいうと、初対面で彼にはいい印象はない。
無駄に態度だけがでかくて、ぶっきらぼうで、履いているジーパンが体にあったサイズじゃなくて、とにかくガキンチョといった感じ。
自分を、わけもなく大きく見せたがっているように見えた。
友達曰く、顔は『イケメン』であるらしいことを後々知る。ただその時点では私のタイプではなかった。
後になって彼から、私に対してもいい印象ではなかったと聞いた 笑
どうやら私はツンツンしていて、掴みにくいらしい{(-_-)}
お互いヴィーナスフォートの中で働いていた。
そしてまた別の日、偶然にも帰りの駅のホームで会った。
私はよく会うなぁと思った。
ちょっと知ってる存在だから、隣同士で並んで座った。
そして、携帯の番号を交換した。
その時だって、私は彼に好意を持ってはいない。態度だけ無駄にでかいから。
暇な時の話し相手、位に思ってた。
隣に座る彼が言った『日曜日、渋谷で映画でも見に行かない?』って誘いも、断る理由が特になかったから一緒に行った。
アクション映画を見た。
ボーン・スプレマシー。
ンー、私の好きなジャンルじゃない。
その後、エクセルシオールでお茶をして、カラオケに行った。
決して、楽しくはなかった。
こう、なんていうか『空気』が違う。
高校卒業した18歳の3月、生まれ育った青森から上京。短大卒業後はそのままお台場にあるジュエリーショップに就職。
映画が終わってから、19時に家に着いたところで他にすることなんてないし、暇だということだけで『うち、くる?』って私から聞いた。
彼は『いこうかな』って、悩みながら笑顔で言った。
渋谷から山の手線で新宿、新宿から小田急線で向ヶ丘遊園に向かう。
駅を出て1分足らずで私の住んでたマンション。カードキーでエントランスへ。
エレベーターで4階にあがり部屋に入る。
渋谷を出る前、交差点前にあるTSUTAYAで映画を借りてきた。
うちに来たところで、若い男が楽しめるものはないから。
相手は23そこらの男。
私も馬鹿ぢゃない。
家に呼んだってことは、大人の関係になるのかなって想像はしてた。
しなかった。
映画見ただけ。それもゾンビの映画。
見終わった後は、お決まりの映画の感想を話して、私は自分のベッドに入る。彼はベッドの横に布団をしいて、その日はそのまま寝た。
勤務先は同じヴィーナスフォート館内。翌日の仕事は、二人で出勤した。
従業員用の出入口近くでは、一応周りに目を配り、入る時は少しズラして入った。
『ぢゃあね。』ってどちらからともなく言って、バイバイ。
不思議な関係だなと思った。
そういうデートは、私にとって初めてだったから。
その日の夜の電車でも、偶然一緒になった。
そして、そのままうちにきた。
でも、やっぱりSEXはしなかった。
誘われもしなかったし、誘いもしなかった。
次の日も、その次の日も、毎日うちに来るようになった。
2週間くらい経った頃かな。
その日は少しお酒が入ってた。
映画好きな二人は、私が作った魚介パスタを食べ、映画を見ていた。ちょうど、見終わった頃。
私がうとうと…
彼が珍しく、私の横に座った。
耳元で『エッチする…?』って囁く。
彼の正面を見るように座り直した私は、『彼氏じゃないと、できないの』と言った。
そしたら彼から『付き合ってくれませんか?』と。 『はい。』と私。
二人とも、笑顔だったと思う。
そのまま流れるようにベッドに。
彼との始めての、交わりだった。
彼は盛りの猿だった。
私もできる限り、応えた。
その頃は屋上で会う、彼へ感じる『他人』ではなかった。
どちらかと言うとなぜだか懸命に好きになろうとしていた。
自分に彼を好きなんだって何度も言い聞かせていた気がする。
どうしてそんなことをしていたのか、当時の気持ちは覚えていない。
次の日も、その次の日も、彼は毎晩毎晩、猿になった。
付き合って1週間、妊娠した。
驚き過ぎて、そりゃあもう。
そしてなんだかわけもわからずそのまま
あれよあれよで結婚。
そんな彼は、現・旦那さんでございます。
出産1ヶ月前まで、つわりで辛い日以外、やっぱり盛りのついた猿でした。よく、無事に産まれてきてくれた…T_T
長男誕生。
そこからしばらくSEXはおやすみかな、と勝手に思っていたら、産後1ヶ月でまた猿に戻る。
育児でヘトヘト。
な、私に毎晩求めてくる旦那はん。
そんな時、
『SEXしようよ。』
「…眠いんだけど…」
『俺にとってSEXって、ほんとに大事なものなんだ。』
「…うん、わかるよ。わかるけど眠い…今日は一晩おやすみする?」
『は?!お前にとって、SEXってそんなもんなの?』
…この喧嘩に係る時間、おおよそ2時間。
毎回思います。
「ちゃちゃっとすれば、今頃寝てたな…」
毎日毎日、3年位続きました。
あれはあれで、しんどかったな…
このウラログへのコメント
直線メールしませんか
> いい音さん
アルアルなんだねー意外と(o^^o)
最近ありますか?
> タルトさん
メールして頂いていましたね。
ありがとうございました(o^^o)
> 惣さん
コメントありがとうございます。
改めて自分のログを読んで、なんかこう…ツンツンしてる女そのものじゃんって思いました 笑
旦那さんとのなり染め、思わず最後まで読んでしまいました。
はじめまして(^^)
コメントありがとうございます。
こんな長文の乱文、最後まで読んで頂いて嬉しいです。
日記からははじめまして(^^)
引き込まれるように読んでしまいました!
ありがとうございました♪
無機質であるが素敵な出会いですね。猿のように毎晩Hし最終は妊娠!まさに種の起源です。あなたと会いたくなりました。
はじめまして。
最後まで一気に読んでしまいました。
良いお話だったと思います。
何故か私はそう感じましたし、久々に自分でログを書いてみたくなりました。
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