- 名前
- 赤沢カズキ
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- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 男と女の甘くて優しい繋がりが最高です もうここ最近は女性とエッチしてないから寂しいで...
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【転載】 <性依存症>語り合い克服 福岡市に自助グループ
2014年08月24日 12:29
痴漢や盗撮などの性犯罪の加害者になることもある「性依存症(性強迫症)」の人のための自助グループが福岡市内で活動をしている。性依存はアルコールや薬物などへの依存症に比べて治療の場が少なく、自助グループの設立も九州で初めて。同じ問題を抱える人同士が経験を話し合うことで考えのゆがみに気付き、再犯を防ぐのが狙いだ。
「相手は嫌がっていないという間違った考えで繰り返してしまった」。福岡市の公共施設の一室を借りて月に3回開かれている自助グループ「無名の性的強迫症者の集まり(SCA)福岡」のミーティング。女性の体を触ったとして昨年、福岡県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された40代男性が自身のゆがんだ妄想を打ち明けた。
男性は10年以上前にも同容疑で逮捕されたことがある。2度目の逮捕の後、妻と離婚し、インターネットで知ったSCA福岡に参加した。「同じ過ちを繰り返さないようにしないと。スリップ(再び痴漢すること)しそうになったら、ここですべてを話して吐き出すことで回避したい」と力を込めた。
性依存症は不特定多数の異性と頻繁に性交渉したり、風俗通いがやめられないなど、性的行動に過度に依存する精神疾患の一つ。欲望を抑えられず、痴漢や盗撮、下着泥棒などの犯罪を繰り返す人もいる。昨年秋、福岡市内の民間団体が性犯罪加害者のための電話相談を実施したところ、「やめたいけれど、どこに相談したらいいのか分からない」などの声が多く寄せられ、相談員が中心となってSCA福岡を1月に設立した。
ミーティングは無料で、毎回4~5人が参加する。依存症に詳しいスタッフ立ち会いの下、あだ名を名乗って互いに経験や考えを語り合う。参加者は「パートナー以外とのセックスは禁止」など、それぞれの決意をまとめた計画書を作成し、考えや行動の問題点と向き合う。
目白大心理カウンセリング学科の原田隆之准教授によると、性依存症は、アルコールや薬物への依存と同じように、快感を得ることで脳内のドーパミンが多く分泌され、満足感を得るために繰り返してしまうのが原因とみられる。
ただアルコールや薬物依存については各地の保健所などで相談を受け付けており、専門外来も多いが、性依存症は治療が遅れている。本人や家族だけでなく多くの医療機関にも精神疾患という認識が薄く、医療の対象だと理解されていないためだ。自助グループも東京、横浜にはあるが、九州ではSCA福岡が最初という。
法務省は、06年から刑務所内で性犯罪受刑者を対象にした治療プログラムを実施しているが、プログラム開発に携わった原田准教授は「比較的軽微な犯罪の場合は刑務所に収容されず、刑務所の外では治療を受けられる場所がほとんどない」と指摘。「まずは社会の中で治療を受けられる環境作りが急務であり、治療を手助けする自助グループの存在も必要だ」と話している。
ミーティング場所は非公表。問い合わせはメールで、SCA福岡(scafukuoka@gmail.com)まで。【川上珠実】
【ことば】性依存症
ゆがんだ性行動を繰り返してしまう精神疾患の一つ。重い場合は「性嗜好(しこう)障害」と呼ばれ、保険診療の対象となる。1998年に不倫が発覚した米国のクリントン元大統領や、09年に度重なる不倫で男子ゴルフの大会出場を自粛したタイガー・ウッズ選手が性依存症だったとされる。男女ともにみられ、米国では3~5%の人が依存症に悩んでいるとも言われる。
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