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2006年12月04日 22:39

『まん○』

フィリピン民話】
 昔、フィリピンの小さな村に美しいピィニャという娘がいました。
 ピィニャには愛するピノイという若者がいて、二人はいつも川のそばに生えているマンゴーの木の下で語り合っていました。
 ピノイの親はピィニャの家が貧乏だったので嫌っていましたが、ピノイは毎日マンゴーの木の下でピィニャと会いました。
 しかし、ピノイの親達が、ピィニャに知らせないようにしてピノイを遠い国の親戚のところへ行かせてしまったので、ピィニャは毎日マンゴーの木の下でピノイを待ち続けました。
 いつまでたっても現れないピノイを思いピィニャは、ピノイを捜しに飛んでいきたいと思いました。
 神様にお願いしたら、螢の姿に変えられました。
 小さい蛍はピノイが気付かないと思い、微かな光を出しました。
 気の弱いピィニャには、大きな光を出す事が出来ずにいたので、廻りの雄達がピィニャを分って欲しくて、より大きな光でピィニャの傍を飛び交いました。
 でも、ピノイは雄の光に目をとられてピィニャには気付かないのです。
 だからピィニャは今もピノイを捜し続けて、雄蛍を廻りにはべらして飛んでいるのだそうです。

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