パリでの思い出

パリには




何度か行っている






この前だったか忘れたが





旅行で




一緒だった人と





夜に




街を






散歩した





ホテルの近くに





ムーランルージュがあったので





彼は





そこへ行きたいといっていた





私は





２５年前に





ムーランルージュを見ていたので





気乗りはしなかったが





一緒に行くことにした






ところが





いざムーランルージュの前まで来ると






ドイツ人の団体客で




とても入れそうに無かった





しかたがなく





その近くを





散歩した





1ブロック過ぎたあたりに




怪しげな店があった





アダルトな店だった・・・・





彼は入ろう！って言って






入ってしまった・・・・





えええええええっ？！？




と思ったけど





一人でいるのも嫌なので




私も入った





で





チケットを買わないと





中に入れないので






二人で





いくらかな・・・？




どうする？




などと話していた





受付けに




女の人がいたが




東洋人であることは判っていたし





日本人によく似ているな～




って思っていたが





まさかここに日本人がいるわけないし・・・・





それに





フランスはベトナムなど





東南アジアを植民地にしていたので





ベトナム系の女かもしれないし・・・・・





などと思っていた





また




25年前に




シャツやジャケットをを買ったときに





東洋人だから




英語が通じるかと思って話したら





全く通じなくて




フランスではフランス語しか通じないことは





身に染みていたので




このアダルトな店の




受付けの女は





フランス語しか話さないだろうし





英語は通じないだろうし




ましてや




私たち2人の




日本語の会話が判る訳無いと思っていた




で





このアダルトな店に入るのに






何フランではなくて




何ユーロかかるか




話していたら





突然





受付けの女が





日本語で話し始めた





・・・・・・・・・・・？！？！？！





あれっ？？？？





受付けの東洋人は





日本人だった






・・・・・・・・ビックリ！！！！！





結局




全部日本語で話しながら





中に入ったが




受付の女の人が日本人だと





かえって恥ずかしい思いがあった






彼女は




日本から




パリに来て





アダルトな店の




受付をしている・・・・・





なんとも複雑な気持ちになった





エログッズには興味が無かったが




付き合いと思って




彼の後について行ったが





受付けの日本人女性が気になった




店を出るとき




色々話をしたかったが




店のオーナーらしき




フランス人から




色々と指示を出され




レジを整理していたので





そのまま店を後にした





パリの街角で




彼女は





今も




アダルトな店で





いまだに受付をしているのだろうか？





なんとも言えない気持ちになる・・・・・





---つづく---
このお話は妄想ではなく、ノンフィクションです

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