- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- メル友募集の人だけど、ご近所なら逢いたい! メールえっちにおけるイメージプレイが大好...
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【ツンデレハート】意外な場所でもない
2012年11月30日 04:35
屋上。
いつもの昼休みの食事。
しかしやけにそわそわしてるふたりだった。
「あのねっ」
切り出しがハモってしまう。
時間がジリジリと過ぎる。
放課後、逢えないかな?
チャイムの中で頷く彼女。
放課後の屋上。
「やけに静かね」
日が短いから、もう夕焼けだよ。
「なんだか寒いわね」
ふたりともこれからの事を予期してか、胸を高鳴りしていた。
何も、怖がらなくていいんだよっ。ツンデレちゃん。
「何よ!べっ別に怖いなんてないんだからね!勘違いしないでよね」
怖い怖くない前提の何かを曖昧にはしてなかった。
あはは。僕は怖いよ。場合によっちゃ、この友達関係が壊れちゃうからね。
「怖がるなんて……あなたらしいわねっ!」
だって、キミといると楽しいもん。できるならばずっと一緒にいたいよ。僕はキミが好きだから。
「し、しれっと告白してるんじゃないわよ!あたしだってあなたが好きなんだからっ」
……あれ?
「きゃああああ!」
うわああああ!
ぽこぽこぽこぽこ!
「何あっさり告白してんのよあたし!あたしのばか~。あなたもロマンチックの欠片もなくてばか~」
うわうわうわうわ!
「だってだって!あたしゃこの数日悩んで悩んで悩みぬいて、夜も寝れなかったんだからっ」
でもしょうがないよ。両想いなんだから、いいんだよっ。
むぎゅうう~。
「あっ!……ズルいよ」
素直に身を預けるツンデレちゃん。
「私はあなたが大好きです…付き合ってください…。なんか、形式ばった台詞ね。でもそれがあたしの本音よ」
やなこった。
「なんですと~!」
もう僕ら付き合ってるよ。
「そこで理屈を返すな!大体あなたって……!」
ぽこぽこぽこぽこ
あはは。やっぱりこうでなくちゃ。
「こっ、これからはデレデレの部分も見せるんだから覚悟しなさいよねっ!」
はいはい。
手をにぎにぎ。
「案外暖かくないわね。もっとあたしを暖めなさいよっ」
続く!
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