- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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私の過去
2012年09月25日 00:21
私が人生をかけて愛した人がいて
1年ちょっとかけて告白し、約10年お付き合いしていただいた
愛しい彼がいました
私が自分で言うのもおかしいですが、
小学生の時からモテました
自慢に聞こえたらごめんなさい、
でも、事実です
それだけ異性にモテるという事実が
私を狂わせました
いわゆる、女王様です
そんな私でも、ある事がきっかけで人を好きになり
その人に気に入られたくて、自分なりに努力しました
今までは財布をもっていなくても、
男性がCDを買ってくれたり
食事代を出してくれたり
どこに行くにも乗せてってもらったり
とにかくやりたい放題でしたが
好きになった彼の、一番嫌いなタイプの女が
私そのものだったことが、変われるきっかけでした
アルバイトを始め、お金を稼ぐ大切さと大変さを知り
人に心から好きになってもらうために、
自分が相手を好きになることを心がけたり
人に心から優しくしてもらいたいから
自分から人に優しくできるよう、努力したり
そんな風に自分を改めて1年ちょっと
私には10年にも感じた、1年ちょっと
やっと私は、彼と交際できました
遅すぎた私の初恋ですが
17で初めて心から好きになった人ですが
今から約4年前、彼は遠い所へ旅立ちました。
クマみたいな風貌で
たたいても壊れなさそうな身体で
それなのに、交通事故が彼を私から奪いました。
事故を説明させてください。
誤解も、作り話と思われるのも嫌ですから。
その日は私が服をおねだりし
朝から出かける予定でした。
しかし、寝坊した私は
「また来週の休みに買いに行けばいいだろ?」
と言う彼に
「今日絶対欲しいの!だから行こう」
と、私の物欲とワガママで押し切りました。
いつもの、当たり前の日常
私の専用シートの助手席に、私は当たり前のように乗っていました。
お店で欲しかった服を買ってもらい
ご機嫌の私を見ながら
「別にセール品でもなかったし、在庫もたくさんあったろ?
来週じゃダメだったの?」
と言ってくる彼。
「どうしても今日欲しかったの」
としか答えない私。
このときは、帰って早く買った服を着たいという気持ちしかありませんでした。
信号待ちで先頭に停車した私たちの車。
もちろん、信号無視なんてしていません。
平和を一瞬で壊した、1台の大型トラック。
停車中の私たちの車に、運転席側前方から突っ込んできたそうです。
私は事故の衝撃で気を失い
目覚めたときはどこだかわからない天井が見えるベッドの上。
そこが病院だとわかったのは、横で荷物を整頓していた母が
目覚めた私に教えてくれたから。
怪我はなく、気絶していたから検査ができなかったが、
医師の話では「衝撃による気絶、意識は回復する」
「検査は目が覚めてから行うが、検査さえ行えば帰れるでしょう」
そう言われたことを母から聞きました。
でも、私の記憶では
事故のことはわからないが、一緒に彼がいたはず
彼に、車に積んでいた私の服は無事か聞こうとしていました。
母に携帯を訪ねると、黙ってバッグごと渡してくれましたが
彼の携帯にかけてもプルルとなるばかりで
出てくれない。
メールを送ろうとする私に
母が、そっと教えてくれました。
「○○くんは、亡くなったのよ」
冗談を言うにしても、私が今こうして入院しているのに
ふざけないで!と母に怒鳴ったのを覚えています。
ですが、母は頑として譲らず
「○○くんは、亡くなったの!!あなたを守って!」
私には何の事だかわかりません。
しばらくして警察の方が訪れ
私に事故の状況を説明してくれました。
信号待ちの私たちの車に、大型トラックが突っ込んできたこと
現場の消防隊員が、救出の際に
助手席の私を守るように、彼が強く抱きしめて離さなかったこと
彼は下半身がつぶされ、車の破片が貫通するほど刺さっており
彼がかばわなければ、私も死んでいたかもしれないということ
彼の身体が、私の盾になり、かすり傷すら無い事実
私は今、生きている
それは彼のおかげ
それしか理解できませんでした。
同じ病院に運ばれていると聞き
私は説明も聞かず、ただただ病院内を探しました
走りにくい身体で駆けずり回り
1階の、淋しい場所で彼のご家族を見つけました。
立ち尽くすお父様と、しゃがんで動かないお母様
私を見つけ、会釈してくれたお姉さまと
無邪気に笑って私に手を振る、彼の甥っ子。
私は何度もご家族に土下座をして、謝りました。
私のワガママで買い物に行ったこと
私をかばわなかったら良かったこと
口に出てくるまま、話しました。
私は今すぐ死んでしまいたい気持ちでした。
ですが、その私の気持ちを救ってくれたのは
彼のご両親の言葉でした。
「○○はね、たぶん警察官よりも正義感が強くて
自衛官よりも頑丈な身体をもっていたよ。
だから、君を守れたんだと思う。
だから君を守ったことを父親として
誇りに思うよ。」
「○○はね、いつもあなたの顔身体を気にしていたよ。
(あいつは本当に綺麗だから、もっと磨きをかけてやりたい)って。
その思いで、あなたを守ったんだから
私達の息子の想いを、大切にしてあげてね。」
ご両親の言葉が、私を救ってくれました。
退院をし、彼のお葬式に親族として出席させて頂き
無事に彼を見送った後、
私は警察に彼のご両親と行き
潰れた彼の愛車、フェアレディZ33を目の当たりにしました。
助手席と後部以外は原形を留めておらず
私は、思わず涙し
それと同時に、彼の車をどうしても直したいと
ご両親に懇願しました。
彼のご両親は最初、止めたほうがいい
思い出にすがらず自分の人生を歩んでほしいとおっしゃいましたが
この車は私が彼にお願いして買った車
私のワガママを彼が聞いてくれた車
だからどうしても直したかった。
彼が子供のころからお父様と足しげく通ったディーラーに車を持ち込み
修理をお願いしました。
当初の見積もりでも、家が買える金額でしたが
私にはお金はどうでもいい
自分の全てを捨ててでも、直したかった。
そして、待つこと1年
彼が一番信頼していたピットスタッフさんはすでに引退していましたが
所長さんが声をかけてくださり
引退したピットスタッフさんを中心に、元通りに直してくださいました。
エンジンを除いて…
エンジンだけは、とてもデリケートなため
直すにも時間とお金がかかる
そう説明されて私は諦め、別のZのエンジンを搭載していました。
それでも元通りに直った喜びを
彼の墓前に報告に行き
少しだけ、私の罪悪感が薄くなりました。
そして、エンジン以外は元通りのZ33
先日、彼のお父様から連絡を受け
諦めていたエンジンを、私に内緒で
お父様が修理を依頼されていたことを知りました。
これであの時のままの、Z33が帰ってくる
私をどこまでも連れて行ってくれたZが、
また私を乗せて走ってくれる。
この喜びをどう表現したらいいのかわかりません。
例えるならば、もし車を元通りにしてくれる人たちがいて
代わりに私を満足するまで犯したいというのならば
私は喜んで身体を捧げたでしょう。
もしビデオに撮りたいというのならば
私は何も考えず裸体を見せたでしょう。
それほど私にとってこの車が直るということは
大切なことでした。
呼吸をし
ガソリンという食事をし
元気に走ってくれる
エンジンが戻った夜は、私は車の中で寝ました。
指定席の助手席から、彼の専用席だった運転席に移り
彼が身を預けたシートが今は私を包んでくれる
30女のバカな行動に映るでしょうが
私には、そうしたい気持ちしかありませんでした。
長々と書いてしまいましたが
以上が私の嘘偽りのない現実の出来事です。
私は今、誰よりも生きたい気持ちが強く
そして、誰よりも人を幸せにしたい気持ちをもっている
そう自負しています。
セックスボランティアも人を喜ばせたい気持ちから始めました。
行為自体は「たかがオナニーの補助でしょ?」とよく言われます。
ですが、身体が不自由な方にとってとても重要なこと。
健康で五体満足な私やみなさんは、オナニーやセックスをしたいときに出来ますが
不自由な方にとっては、それが出来ない。
それのお手伝いしかできないですが
それでも喜んでくれる方がいるのです。
もちろん金銭等は一切頂きません。
「彼氏以外のおちんちんしごいて楽しい?」などと
揶揄されたりもたまにします。
不自由な方の中には私の身体を触ったりする方もいます。
それでも私は、辞めません。
「バカじゃね~の?」とも言われたりします。
「淫売女」「風俗と変わらん」「貰ってないって言っておいて、金貰ってるんだろ?」
なども言われます。
「みなさんが身体の不自由な状態になったらどうしますか?」などと私は聞きません。
私はこれがお手伝いだと思っているから、いいのです。
身体が不自由な方にとっては私程度でも女を感じてくれるし
30女とはいえ欲情してくれる。
立派にお手伝いできているのです。
もちろん、本当のセックスはしません
手でおちんちんをしごくだけの、本当にオナニーのお手伝い
先日デジカフェの男性から「手コキ」というんだよと教わりました。
手コキしかせず、口でするわけでもない
パイずりするわけでもない
ですが、みなさん喜んでくれるのです。
私にとってどれだけの笑顔を向けてくれることでしょう。
私には、その笑顔こそが元気の源なのです
このウラログへのコメント
そうだったんだね。今まで断片的にログ読んでたけど…。ホントいい子だね。なんか涙が出て来ちゃった。
感動しました。これからもしっかり生きてってください。
素敵な彼だね
彼にもらった命だもんね
大切にしなきゃ
ボランティアも頑張ってくださいね
いつか何処かで何らかの形できっと又
会えるじゃないかな?
人生は廻り逢いですよ
やっと話が見えました
今まで伸びた鼻を彼が引換えに受けとめたのですね
傷ついた分同じ思いの人の気持ちを汲み取れる優しい人へ
思う処はあるけど、ちゃんと生きている彼に捧げます。R.I.P
あなたの心に比べれば俺の悩みなんてちっぽけだった。
ありがとうそしてごめんね。
今日も朝から可愛いイチゴちゃんの画像をありがと
彼が死ぬのも悲しいけど、家族が死んで親の空元気を見るのも辛いですよ?
以前から少しずつ書いていたよね
まとめて読むととても辛いけど感動したよ
こんな渾身のログは滅多にない
そうなんだ。
だから今の素敵なイチゴさんがいるんですね!
彼は、イチゴちゃんの心の中に、今も生きているんだね!
彼も、イチゴちゃんも、幸せなのかもしれないね!
彼のご両親の言葉で
人となりがわかります
高潔で素晴らしい。
自分の命を投げ出しても守ろうとするほど
イチゴさんという恋人を愛し続けたKさん、
命は失ってしまったけど、
すごく幸せな人生だったのだと思います。
心からKさんのご冥福をお祈りいたします。
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