- 名前
- Kevin (えいゆう)
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 心も,体も、そして脳も刺激します。 いきなりメールをしても返事は返ってこないと思いま...
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別れという近況
2012年06月13日 21:36
このサイトで少し知り合った人からメールが来ていて、最近彼と別れたというの事を伝えてきた。特に頻繁に連絡をとっている人でもないが、お互いに時間がある時は近況を知らせる様な仲であった。
彼女の関係については少し内容を聞かせてもらっていた。相手は妻子を持っている人で、彼の仕事と家庭のスケジュールの間で会う様な関係であった。会話の中で久しぶりに会う時の喜びを何度か聞かせてもらった事があった。
この話しを聞く度にどうしてこういう関係に入り込んでしまうのかが,個人的には正直分からなかった。何も「恋」する事が悪い訳ではないが,「何故この人でなければいけない」なのだろうかという事に対して説得力が欠けていた様な気がする。
人が恋に落ちた時に脳では二種類の化学物質の活動が活発になっている。DopamineとNorepenephrineという物質で、それぞれの役割がある。日本語の表現でもあるように、「ハイ」の状態にしてくれるのがDopamineである。実際にコカインなどの薬物を吸った時にも、脳内では全く同じ作用が起こっていて、同じ効果が得られる。英語でも「Love is like a drug」というが実際に脳で起こっている事は変わりがない。
Dopamineが幅広く一般的に高揚した「ハイ」な状態を作ってくれるのに対して、Norepenephrineはもう少し特化した効果がある。NorepenephrineはDopamineで覚醒された「ハイ」の状態を脳内を伝達して、その感情をある「感情」や「人」に集中させる役割がある。実際に「Love at thefristsight」や「一目惚れ」など表現があるが、Norepenephrineの活動がこのような状態と関係がある。
パーティーにいった時にDopamineが自分の気持ちを高揚させてくれて、Norepenephrineがその場で会った人の「しぐさ」や「言動」に集中させてくれ、その人が「気になる」とか「好き」という感情が生まれる仕組みになっている。
ただ一度吸ったコカインの効果が時間が経つ事によって薄れていくのと一緒で、両方の化学物質の効果は長続きしない。その瞬間にどんなに強烈にある感情を経験していても、それを持続するのは化学物質上難しいのである。
変ないい方かもしれないが、どんな人と恋に落ちてもこのような仕組みが人間の脳の中では起こっているのである。そう考えると自分が「気になっている人」には本当にmeritがあるのか,それとも自分の脳で起こっている化学的な反応に身を任せているのかという事を考えるといいのかもしれない。
今のあなたの「恋」はどちらですか?
このウラログへのコメント
耳の痛い話です^^; 恋愛感情自体が遺伝子の遠い相手に恋するよう仕組まれたプログラムという説も^^;
> yuriko1001さん
「遺伝子的に遠い」のですか、それとも「実現性が乏しい」のでしょうか?そこがキーになりますね。
色々経験をして、前に進んでいってください!常に応援しています。
だから「結婚」という制度ができたのかな?と思いました!
> クラウレさん
実際に結婚というの制度がこのような「道徳感」みたいな所からでてきたのでしょうか?それとももっと社会的に又は文化的に都合が良かったからなのでしょうか?色んな側面から考えてみましょう。
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