エッチな体験談を官能小説っぽく教えて！

白々と夜が明ける


もう少ししたら
この部屋を
でなくてはならないのに


裸のまま
ベッドから抜け出して
薄緑のカーテンをひき
明かりを遮った


『…ん…？今…何時…？』

振り返るとボサボサ頭の
貴方がベッドの中で
私を見ていた


「…」


私は答えず
温かそうな腕の中に
滑り込み長い足に自分の足を絡ませる


暫く沈黙…


貴方の考えることは
わからない


くるりと貴方に背を向け
腕枕から外れるように
下に下がり布団を被る


…私がどうしたいのか…
わかる…？


そうして暫くそのまま…


諦めた私は
小さく息を吐くと
起き上がる気持ちを
胸に蓄える


「…！！」


ゆっくりと…
背中に這う唇…


とたんに力が抜け
先ほどの意思はない


後ろから大きな手が
戸惑うことなく
胸を包みこむ


「…あぁ…！」


体中が…熱くなってゆく…

私を
正面に向き直らせ


愛している貴方の
首に腕を巻き付ける


『…んっ…！』
「…あっ…！」


ほぼ同時だと思う


2人の気持ちが
体以上に絡み合った






ってな感じでいかがでしょ？