【史上最悪な元彼ＢＢＳ１２／二度と会いたくない人。】

【史上最悪な元彼ＢＢＳ１２／二度と会いたくない人。】

（文字数４８００）




当時：24歳 女




★私が24のときの話です。

この人とは付き合っていたわけではないので

元彼ではないのですが、とても気分を害した男が

いたので書かせてください。

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親の紹介でY(30歳)と出逢いました。

Yは親の仕事関係の人(うちの親のほうが上司)

なのですが、私の写真を見たのか話を聞いたのか

どうしても会わせて欲しいと、仕事の人を通じて

うちの親に頼んだらしいのです。

私は親の仕事関係の人という事で

会うのを承諾しました。



親を交えて会った数日後、食事に誘われました。

Yはとっても背が低く

お世辞にも格好いいとは言えません。

でも、そんなに感じが悪い人ではなかったし、

まだ何もわからないので、

とりあえず食事に行く事にしました。

家まで車で迎えに来てくれました。



ところが現れたYの服装が・・・とても・・・ダサイ・・・

冬だったのですが安っぽい変な短いコート(？)に

丈が合ってないヨレヨレのジーパンらしきもの。

まぁ、いろんな趣味の人がいるので

こういう人なんだなと思うことにしましたが・・・



それから2、3回ほど一緒に食事に行ったのですが、

だんだん行くのが嫌になってきました。




まず、Yはいつも同じ話しかしません。必ず

【猫、寝てますか？】

から始まります。


猫とは・・・うちで飼ってる猫なのですが、

ものすごくよく寝る猫で、Yが仕事関係で家に

来たときにYはうちの猫のことを知ったのですが

毎回毎回、会うときもメールでも電話でも最初は

【猫、寝てますか？】

しか言わないのです。イラッとします。

寝てますがそれが何か？と

逆に問いたいくらいです(問いませんが)



猫の次は私の仕事に対する質問(毎回同じ)

仕事の話を聞かれるので、いつも私は話すのですが

同じ事しか聞いてこないので同じ事を話すしかありません。



途中で気づいたのですが、

多分Yは私の話を忘れているわけではなく、

聞いてないのです。だから何度も何度も同じ事を聞く。

聞く気がないなら聞くな、と思いました。


2、3回食事に行った後、ある日私は風邪をひきました。

私は元々身体が弱くて風邪も結構長引きます。

そして生まれつき喉が弱く、風邪をひくと痛みがすごくて

喋ることができないのです。もちろんそのことは

何度も何度もYに言ってあるのでYからメールで食事に

誘われましたが風邪で熱があるからと断りました。



しかし次の日「治りました？」とまた誘われました。

そんなに早く治るわけないし、私の体質の事言ったじゃん！

とちょっとイラっとしましたが

「まだ治ってないので無理です」

と返信しました。すると「電話してもいいですか？」と。

いや・・だから・・・言ったじゃんと思いつつ

「喉が痛くて喋れないので電話できません」と返しました。

にもかかわらず、何度も何度も電話してくるY。



ちょっと頭にきたので放っておきました。

「電話できない」という返信をしたのに

なんでかけてくるの？と。そんなことが2、3日続きました。



毎回「電話できない」と返しているのに

毎回電話をしてくるという意味不明な行動が。

すると、長文メールが届きました。要約すると、


・どうして電話に出てくれないのかということ。

・私に好意をもっているということ。

・でも別に今は食事に行ってくれるだけでいいという事。
(付き合うという前提はなし)

・ひょっとして自分がズボンを履き替えたのが
いけなかったですか？デリカシーなかったですよね。




は？ズボン？


2回目の食事のとき、洋食屋さんに行きました。

駐車場に着いたところでYが「しまった！」と

大声をあげたのです。何事かと思ったら

「仕事用のズボンのままでした！後ろの座席で

履き替えてもいいですか？」

と言って履き替えたことがありました。


ありましたが・・・それが何？本当に意味がわかりません。

デリカシーっていうよりも、毎回同じダサイ私服の方が

どうかと思うのですが。ダサいのは我慢するから

せめて違う服できてください。なんか臭いし。



いちいちメールに突っ込むのも面倒なので、

前にも散々返したはずの内容

「風邪で声が出なかったから」ということを送りました。




風邪が治ったあと、2回ほど食事に行きました。

気乗りはしなかったのですが親のことがある手前、

行きました。これ最後の食事となりました。



食事の約束の日の数日前は

必ずYから「何が食べたいですか？」とメールがきます。

この日は特になかったので「特にないです」と返したら

「僕はたくさん行きたいお店があるので

勝手にきめてもいいですか？」と。

なので、決めてもらうことにしました。



前日は「明日のお店、決めました」とメールが。

そして当日。会っていきなり

「何が食べたいですか？」

え？決めたんじゃないの？

ひょっとして勝手に決めてしまったと

気を遣っているのかな？と思い

何でもいいですと言うとYは困り始めました。

「何でも・・・う～ん・・・どうしましょう。

何も考えてないんですよねー」



は？決めたってメールしてきたじゃん。


この時点で私の頭の上には？がたくさん飛んでいました。

「どういうものがいいですか？」とまた聞かれたので、

まーどうでもいいやと思い、

私「今日は寒いのであたたかいものがいいです」

Y「あっさりのほうがいいですか？」

私「はい」

Y「じゃあ和食にしましょうか」

私「和食いいですね。和食がいいです」

Y「・・・え、和食ですかぁ？」



は？自分で和食を提案したんじゃないの？


Y「和食っていったら

○○(店の名前)しか知らないんですけど」

私「そこでいいです」

Y「じゃあ○○にしましょうか」

そしてお店に向かう道すがら、相変わらずいつもと同じ

「猫、寝てますか？」から始まり、

私の仕事への質問が。私が喋っていると

「あ！」

とYが叫びだしました。

というより、私が喋ってる間勝手に一人で

考え事をして「あ」と思いついた感じでしたが。

やっぱり人の話を聞いてない、とイラっとしました。

が、Yはそのイライラをこえる発言をしてきました。




Y「パスタにしましょう」


は？

Y「あの店行ったことないんですけどねー

おいしいかどうか知りませんよ？

しかも今日やってないかもしれないし。

あー、今日定休日かもなー。

行ったことないんですよね。

おいしいかどうかも知らないし。

しかも今日やってないかもしれないしなー。

多分やってないと思うけどなー

行ったことないんですよねー

おいしいのかどうかは知り(以下略)」

（オマエは九官鳥かよっ！！）




え？何言ってるの？って思いました。

私、和食って言ったのに。

というか、パスタがいいなら最初から言えよ。

しかも同じ内容の繰り返しがうざすぎる。


結局Yはずっと一人で

ブツブツ同じことを言いながら

パスタのお店に向かい始めました。


お店はやっていませんでした。

Y「ほら、やっぱりやってないや」

やってないこと前提でなぜここにきた？

和食はどこ行った？

パスタがダメになったので

じゃあ和食かと思ったら

Y「あ、ハンバーグにしましょうか」

は？

私にはYの言動が全く理解できません。

別に私はものすごーく和食が食べたいわけでは

なかったのですが、自分の意見を完全に無視された事、

その意見は相手に聞かれたから言ったということ、

やっぱり人の話を聞いていないこと・・・

もう、どこを取ってもイライラとしかしませんでした。



結局、あっさり和食がこってりハンバーグに。

食事の後、「これからどうします？

どこでも行きたいとこあったら行きますよ」と言われました。



今まではショッピングモールに

行ったりしていました。(←Yの意見で)

この日は私、ある本を探していて。

ただ、私の地元ではあまり大きい本屋がなく・・・

この時いた場所がYの地元だったので

「大きい本屋さん、このへんにありませんか？」と

聞いてみました。



すると「え？本屋？ありますけど・・・」

本を探しているけれど小さい本屋だと

みつからないからと言うと



「まー本屋はありますけどねー・・

そこでもないんじゃないですか？」

と一方的に言われる始末。

結局本屋に着くまでの間

「ないと思いますよー」

「どこでも同じでしょ」

「ないに決まってる」ばかり。



まるでさっきのパスタの店のように繰り返し。

九官鳥なら可愛いけれど、Yはただ気持ち悪いだけ。

本屋に着くと

「勝手に行ってきて下さいよ。僕、行きませんから」と

明らかに不機嫌。


どこでもいいって言うから、

たまたま本を探していたから本屋って言っただけなのに・・・。



本屋から戻るとまた

「これからどうします？行きたいとこありますか？」

また私が意見を言っても通らないだろうと思い

「・・・別にないです」

すると

「じゃー休憩しに(ラブホ)行きます？」

は？？？？？？？

なんで？付き合ってもないのに。

私「行きません！」

「そうですね。じゃあキスでもしてみますか！」



はぁ？？？！！！！？？？？

私「そういうつもりはないので・・・・・」

Y「そうですか。じゃあどこ行きますか。帰りますか？」

私「帰ります！」




帰り道、私もYも無言でした。

Yの運転の荒さからYはキレてると思いました。

ずっと我慢していましたが、もう限界でした。

家に帰って、

親にもうあの人と関わりたくないと言いました。

初めは親に説得されましたが

なんとか納得してくれて、

後日Yに何か言ってくれたようです。

それからYからの連絡はありません。



そういえばこの最後の食事の前回

(最後から2回目の食事)、

あまりに退屈だったのと

仕事が忙しくて疲れてしまったのとで

帰りの車の中で

うっかり寝てしまったときがありました。

意識はぼんやりとしかなかったのですが

覚えています。

Yが「キスしちゃうよ～」といいながら

キスしてきたことを・・・！！！

臭いしダサいし人の話聞かないし

自分勝手で思い込みが激しい。

本当に気持ち悪い男でした。



しばらくしてYは

仕事上でも意味不明なことをしでかしたらしく

うちの親もYにもう関わっていないようです。


本当に二度と顔も見たくない人なので

今はほっと胸をなでおろしています。。。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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