無題

まっさらなシーツ…



私の体を丁寧に
ベットに横たえ
唇を合わせてくる



たくましく厚い胸が
私の柔らかな胸に重なり



2人の息の荒さが
部屋にしずかに響く…



『いまだけは…一番に私を愛して…』


普段は口が裂けても
言わない言葉…


明日になれば
また仮面をかぶり
貴方のことなんか
なんとも
思ってない顔をする


湿り気をおびた
私の足の間に
貴方が割って入ってくる


…ん！…あっ…ん！！


容赦なく私の奥ふかくに
貴方の一部


おおきく
腰をグラインドさせ
その勢いで
私の体が押し上げられる



つながってる部分は
一部なのに
なぜ体全部が
こんなにきもちがいいの？

いつもと違う顔


いまこのときしか
見れない貴方…


『ねぇ…きもちがいい…？』


不安になって聞いてしまう

ーあぁ…気持ちいぃよ…


『ほんと…？』
素直に嬉しかった


どうしたらもっと
貴方に喜んでもらえるの？どうしたらもっと
満足してもらえる…？



他の誰かを抱いてるとき
でも



やっぱりあいつがいぃ…



そう思ってもらえる
女になりたい…






って妄ニキ