楽しい饗宴

どんなに楽しい饗宴にも熱狂が醒め、終わりがあるように恋愛の熱狂も永遠には続かない。終焉を迎えてもまだ未練を抱き、宴の再開を待ち続ける姿は憐憫の情しか沸いて来ない。
底の無い空壜を見つめ、奇跡的に中味が満たされて溢れて来るなどと期待しているのはいかがなものか。
何故同じ壜に拘るのか、たまたま取り上げるのが早かっただけなのに。まだ沢山選ぶものはあるのに。偶然を必然ととらえ運命などと混同する所で、人は不幸の種を自ら播いてしまう。
人の生き様は往々にして環境や他人に支配され易いものではあるが、自らの意思で意識的にコントロールすることが出来る。また、他人の価値観に左右されたり、刷り込みから脱出できずに不幸感に苛まれて生きていく人も多々見受けられる。
貴女自身の拠り所に気づいてより良き人生を進むよう、企図すべきでは無いだろうか。
現時点より前に進みたい、互いに琢磨できる関係を求めている女性と刹那ではあれ時空を共有したいと希求します。