向かい側の女性

今日は仕事がめちゃ速く終わった。



帰りの電車で、


私はロングシートの一番端に座った。



すると向かい側の対角線にその女性が座った。



品のいいOLというか秘書タイプの感じの大人の女性。



白っぽいミニから伸びた太もも辺りに目が釘付けになってしまった。


本を読んでいたのだが、



私が彼女の顔と足に送る視線を意識しているかしていないかといった表情、仕草がたまらなかった。


きっと意識していたに違いない。



しばらくすると


彼女は寝てしまった。



すると、



今まで閉じていた膝が、



気が行かなくなったのと電車の揺れとで少しづつ



開いてきた。



夕日があたって正面にいればもろその中身を伺えただろうに、



その開き具合も大胆ではなく、



開き過ぎそうになると閉じ、


また徐々にといった具合で、


ちら見せされているようだった。



今思うと、


こちらの視線を感じて寝たふりをして、



わざとしたのではと思えてきた。



内股に手を入れまさぐり仰け反る彼女を妄想しながら、



目いっぱい大きく膨らませてしまった今日の暑い午後のことであった。