- 名前
- 厚木氏129
- 性別
- ♂
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- メールありがとうございます。 **ログはまだ書かれていません →即消去 足あとなし ...
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失恋話
2011年06月21日 01:27
たまには真面目な話。
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そもそも30代なかばになって結婚もせず特定の彼女もつくらず、同性愛でもない。
最近じゃ珍しくないけど、おれの子供の頃なら、どこかおかしい人、って認定されてたね。
これと言って理由があるわけではないと思ってたが、そう言えば好きな人をあえて作らない時期があった。
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そもそも、あれは忘れもしない、18歳の夏。だったかな。
片想いの相手が交通事故で亡くなった。
…やっぱさすがに忘れてきたようだ。
全く嬉しくないけど、いい傾向だと思う。
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中学生の頃から片思いだった女の子。
本人とはそれほど親しいわけではないけど、友達つながりで彼女と喋ることもあって、仲良くやっていた。
おれは好きな人がいることを親友には相談していた。
彼はおれの好きな子の女友達に声をかけて、同じグループのように一緒にいる機会をつくってくれた。
女友達の子もおれに協力的な態度をとってくれた。
いいやつだな。
でもおれはその機会を生かせず、告白することもないまま高校は卒業していた。
卒業後、会う用事も機会もない。
閉塞感に陥ったおれは、7月に入って、意を決して彼女に会いに行った。
彼女は女子大生、おれは浪人生。
もうちょっと段階を踏めよ、と今なら言いたい。
おれの告白に彼女は嬉しいと言ってくれたが、そのときすでに彼女には彼氏がいたらしい。
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そのあと7月以降の記憶が無い。
「もう二度と人を好きになるもんか」
たしかこんな感じ。
ショックだったにしても落ち込みすぎだ。
11月ごろに彼女が事故にあった話を聞いて、そこからさらに半年くらい記憶がない。
いつのまにか受験もして、大学生にもなっていたが、当時のことをどうしても思い出せない。
平静を装っていたけど「ああしていれば、こうしていれば」と頭の中でいろんなことを繰り返していた。
いまは彼女の顔も思い出せないくらいだが、彼女のことよりも人を好きになることは無いんじゃないかと思っている。
それ以降恋愛に関しては臆病になったが、一方で、若い性欲が消えるわけでもなく
「(彼女以外の)女なんか誰でも同じ」
と二股三股も平気でしていた。
浮気されてたとしても何とも思わない。
お金を持ち逃げされたのはちょっと困ったけど。
犯罪だろ。
…不倫してたのも犯罪だったけどさ。
恋愛に関して破綻した生活だった。
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「人生をやり直せたら中学生ころからやり直したい」
「幽霊がいるなら、呪われたっていいから会いたい…」
「タイムマシンがあるなら…」
おれは今でも荒唐無稽な話や、オカルトやSFにも興味がある。
そういうわけ。
おかげでオカルトもSFもデタラメって理解したぜ。
残念だけど幽霊はいない。
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彼女の死から10年以上。
おれが30歳頃、福岡に転勤話。
いろいろ精算できるチャンスかと思った。
そして今に至る。
今ふと気づいたら視界が濡れてよくみえなくなってた。おっさんキモいね。
もう書けないや。ではまた。
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このウラログへのコメント
こんばんわ☆
解りますよ…その複雑な気持ち…。
でも、前を向いていきましょ(o~-')b
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